大宮花伝

高木琢也監督「(吉永)昇偉がアクシデントの状況の中でも非常にやってくれた。勝ち点1プラス、われわれにとっては大きな財産になった【柏レイソル戦/監督一問一答】

■明治安田生命J2リーグ第15節・5月26日(日)15:00キックオフ
三協フロンテア柏スタジアム/10,671人
柏レイソル 1-1 大宮アルディージャ
【得点者】柏/28分 オルンガ 大宮/66分 ファンマ・デルガド

5月26日の柏レイソル戦は、元J1勢同士の激戦となった。先制点を許し、山越康平がけがに見舞われるアクシデントがありながらも、しっかりと追いついて1-1の引き分けに。好采配を見せた高木琢也監督が試合を振り返った。

ーー試合の総括はいかがですか。
「大勢のサポーターの前で最後まで粘りながら勝ち点3を取りに行きました。残念というよりは勝ち点1を取れましたし、アクシデントがあった中でも選手たちはよく最後まで粘り強くプレーしてくれたと思います。こういう暑さでも耐えられるようになってきているなあということを再確認できたゲームでもありました。

内容のほうは前半、後半で(柏の)2シャドー、特にクリスティアーノのサイドに関しては、少し残し気味にわわれのほうが取りに行けば、そこに流し込んでいくということをほぼ90分間狙っていたかな。われわれは前半に失点してしまいましたので、そこをケアするためにもっともっと守備の厚みを持つのかということを考えたんですけども、そのボールはありだと、逆に言えば。そのボールは入れさせていいぞ、と。

ただ、それぐらいのことの準備をして対応しようと。われわれが取った時には今の話はマイナス的な話ですけど、われわれがボールを保持した場合はプラスの要素が出てくると。要するに前に残っている選手をうまく使えるということもハーフタイムに話をしました。そこはうまく、たくさんあったとはなかなか言えないんですけど、それくらい今日の試合はリスクを後半背負いながらもやった。

プラスの話をすれば(吉永)昇偉がアクシデントの状況の中でも非常にやってくれましたし、そのあたりは勝ち点1プラスわれわれにとっては大きな財産になった。勝ち点3を取れなかった残念さはありますが、次にまたつなげられるようなゲームではあったと思います。もっとしっかりやれるように準備をしていきたいと思います」

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