畑尾大翔が1日献血ルーム長。「サッカーはできない」と言われた病から立ち上がり、「一つの希望を持ってもらえるように」と協力呼び掛け【西大宮の巻】
大宮アルディージャの畑尾大翔が12日、大宮献血ルームウエストにて「一日献血ルーム長」に就任し、JR大宮駅西口などで啓発活動を行なった。畑尾自身は慢性肺血栓塞栓症を患っていたため、現在も服薬中で献血はできない。その分も「僕以外のたくさんの人に献血へ足を運んでもらえるよう呼び掛けて、発信していく任務をしっかり全うできるよう、今日だけではなくやっていければと思います」と心を込め、塚本泰史アンバサダー、クラブマスコットのアルディらと活動した。
▼6月14日は「世界献血者デー」
イベントは世界保健機関(WHO)にて6月14日に制定されている「世界献血者デー」に向け、埼玉県赤十字血液センターによる「世界献血者デーキャンペーン2019」の一環。畑尾は同センターの芝池伸彰所長から1日献血ルーム長に任命されると、さっそく献血していた人たちにあいさつし、50代男性にインタビューするなどして交流。JR大宮駅西口では献血の協力を呼び掛け、約50個が用意されたティッシュを瞬く間に配り終えた。
イベントに参加し、畑尾は「献血のことを知らない人が多いと思う。恥ずかしながら僕も全く知らなかったですし、今も知っているとは言い切れない。話を聞いたりしてみたけど、知らない人が多い。知ってもらうことがまず一歩として大事だな」と話す。さまざまな年齢層の人が集まる献血ルームを、「すごく施設自体きれいだし、落ち着いた雰囲気。それぞれ自分の時間があるし、直帰したサラリーマンなどにちょうどいいのでは(笑)」と勧めた。
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