大宮花伝

真価が問われる一戦に。逆転優勝に望みをつなぐには「勝つことだけ」【FC琉球戦/マッチプレビュー】

■明治安田生命J2リーグ第38節・10月27日(日)13:00キックオフ
タピック県総ひやごんスタジアム
FC琉球vs大宮アルディージャ

▼趣向凝らした練習で理解深める

FC琉球戦は踏ん張りどころだ。残り6試合は一戦も落とせない。前節の徳島ヴォルティス戦の敗戦から立ち直り、勝ち点を72に伸ばした首位・柏レイソルに食らい付いていけるか。今、チームの真価が問われている。

約2週間ぶりの実戦となった徳島ヴォルティス戦は、2度にわたって追い付きながらも逆転には至らず。2−3で6試合ぶりの黒星を喫した。チームの強みである攻守の連動した動きは少なく、高木琢也監督は「闇雲にいってしまったのが反省。いかに引き込んで相手の背後を取るかっていうのが徳島の狙いだったと思う。うまく乗せられた」と振り返る。イッペイ・シノヅカも「プレッシャーも全然掛からなくて。ボールを追い掛け回していただけ。攻撃でもどうやって攻めればいいか分からなかった」と分析した。

(残り 1602文字/全文: 2015文字)

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