大宮花伝

【三門雄大/今季を振り返る前編】「成長したい、勝ちたい」から鼓舞し続ける“闘将”【インタビューの巻】

 

仲間を鼓舞し、まとめるために心を砕いた“闘将・三門雄大”。リーグ中盤は右大腿二頭筋腱損傷に見舞われ、一時ピッチを離れたものの、第31節から先発復帰してチームを支えた。J通算300試合出場、J2通算100試合出場と節目の年にもなった今季を振り返る。

 

▼「やりたくないこともやったかな?」と自問自答が必要

Q.今季は20勝15分7敗、62得点、40失点の3位でした。
「負けが少ないのは良かったかなと思うが引き分けが多すぎるので。勝負強さ、引き分けが3つ、4つ勝ちにつなげられたらっていうのは思いますよね。得点のところは、攻撃はうまくいくときがあれば、いかないときもある。誰が点を取れば、コイツがこうしてくれればではなくて、チーム全体で点が取れなかったのは反省。引き分けが多いのは勝ち点1を取れているからいいとなるが、やっぱり2を失っている。今年の現状を考えたら特に残りの3試合の引き分けは非常に痛かったなと思います」

Q.15分はリーグで4番目の多さです。
「いいゲームをしていても勝てない試合もあったし、良くなくても引き分けたゲームもあった。どうしても引っかかるのは残りの3試合の引き分け、特にテンションは。ツエーゲン金沢戦は気持ちが入っていましたが、栃木SC、アルビレックス新潟の引き分けは非常にもったいなかった」

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