【“レジェンド”引退・金澤慎の贈る言葉/前編】プロ18年に幕「やり切った気持ちで清々しい」【インタビューの巻】
“大宮アルディージャのレジェンド”金澤慎が引退する。ユース1期生の金澤は2002年、下部組織出身選手として初めてトップ昇格。同年、開幕戦のサガン鳥栖戦に先発出場すると、第27節の川崎フロンターレ戦でクラブ最年少得点を果たした。計16年間、チームに在籍し、東京ヴェルディ1969に期限付き移籍していた2年間を合わせ、計18年間のプロ生活の幕を閉じる。2004年はJ1初昇格、2013年にはJ1記録となる21戦無敗を達成。同年にクラブ初のJ通算300試合出場も飾った。2015年はJ2優勝を経験するなど、チームの歴史とともに歩んだ金澤が、これまでの道のりを振り返り、自身の思いを後輩らに託した。
▼「恥さらしのようにすごく泣いてしまった」
Q.まずはプロ生活18年を振り返って。
「本当に感謝しかないです。育ててもらったクラブとここまで関わることができた。引退って形で送り出してもくれて、クラブもそうですし、今まで支えてくれたファン・サポーター、僕に関わってくれた方々に本当に感謝の気持ちでいっぱい」
Q.12月7日の練習最終日は懐かしいユニホームを着て駆けつけてくれたサポーターの方もいました。
「(トップに)上がったときから応援してくれていた方々もきてくれていた。04年のJ1昇格時のユニホームを持ってきてくださったサポーターの方もいて、本当に長い間クラブにお世話になったんだなって、改めて実感しました。こうやって直接、言葉を掛けてくれた方々もそうですが、いろいろな人に支えられてここまでやってこられたのは僕の財産」
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