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大宮花伝

【☆無料記事】全国選手権8強の昌平が西武台に競り勝ちV【埼玉県高校サッカー新人大会決勝レポート】

◼︎埼玉県高校サッカー新人大会決勝
2月16日(日)川口青木町公園総合運動場
昌平1-0西武台

決勝点となる先制ゴールを決めた昌平の篠田大輝

 

▼日本選抜3人を擁し、充実の内容の昌平

埼玉県高校サッカー新人大会決勝が2月16日、川口青木町公園総合運動場で行われ、全国高校サッカー選手権8強の昌平高校が西武台高校を1−0で制して栄冠を勝ち取った。昨年の同選手権埼玉大会決勝と同一カードで注目が集まる一戦だった。

昌平は日本高校選抜メンバーのMF須藤直輝、MF柴圭汰、FW小見洋太の3人に、MF小川優介と昨季の主力が核を担い、緩急をつけたパスワークで敵陣へ巧みに侵入。パスの正確さやタイミング、ドリブルなどで高い技術を見せた。相手の西武台は3バックを採用し、守備時は5バックを形成。その隙間を狙い続けて前半の32分、須藤が折り返したパスのこぼれ球に、MF篠田大輝が詰めて決勝点となる先制ゴールを挙げた。

篠田は「自分のところに(ボールが)転がってきた。ゴールに直結するプレーをしようと、思い切り振り抜いたら入りました」と値千金弾。須藤は「大輝のところにこぼれたときに、入ったと思った」と後輩をねぎらった。主導権を握った後半は小見を中心に積極的にシュートを放ち、前半の3本を上回る7本を打ってゴール前に迫る。西武台の人数を掛けた守備網で追加点は取れずに終わったが藤島崇之監督は「内容は充実していた」と振り返った。

昌平は今季からプリンスリーグ関東に参入する。4月に開幕を控えるだけに選手は課題も口にし、キャプテンでもある須藤は「相手が(守備を)固める中でどれだけ崩せるか、駆け引きで勝てるか。まだまだな部分をチームですり合わせていきたい」と向上を誓う。Jの下部組織も名を連ねるリーグへの挑戦に、「やるからには上位を目指して勝ち続けたい」と篠田。藤島監督は「チーム力を高めるところをやれるといい」と追い求めた。

 

果敢に得点を狙った西武台の村田智哉

 

▼西武台は3バックを採用 同点のチャンスも創出

西武台は今季から〔3−6−1〕システムをトライしている。西武台の守屋保監督は「やれる選手がいた」と選手の個性を生かす布陣を選択した。前線の動きが活発で、前半の9分には左シャドーのMF村田智哉がスローインのクリアボールから惜しいシュート。1分後には左からのクロスに左足で合わせた。後半の53分にも村田が見せ場を迎え、右ウイングバックのDF栗田海飛のパスで同点を狙った。

ボランチからコンバートされた村田は新ポジションに手応えを感じ、新布陣については「もっとみんなでやらないと」と成熟を誓う。また、チームはダブルワークの徹底にも取り組み、1人の選手が相手選手2人をケアする意識を持たせている。今後の展望として守屋監督は3バックの「3人で守れるチームにしたい」と言う。5バックで守るのではなく、両ウイングバックが高い位置を取って攻撃的に。攻め勝つチームを理想としていた。

主将で右CBのDF大川和貴は新布陣を取り入れながら、「先輩たちの粘り強さを引き継いでいきたい」と青写真を描く。守備陣としては失点ゼロを念頭に、攻撃では「セットプレー(からの得点という)武器もあって、その上、プレーに関わる人数を多くして、クロスボールからの得点やワンツーからの得点を増やしたい」とイメージを膨らませた。

Photo&Text by 松澤明美

 

神出鬼没な動きを見せた昌平の須藤直輝

セットプレーから得点を狙う昌平の唐木晃

優勝した昌平の選手たち

 

突破を阻止する西武台の大川和貴

1失点したものの、好守が光った伊佐山縁心(1)

準優勝した西武台の選手たち

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