大宮花伝

石川俊輝/チームメート思いのイジリ役。湘南時代に間違われたアノ選手は?【コラムの巻】

▼実直で気配り上手「1日、1日成長したい」

選手層の厚いボランチで、仲間と凌ぎを削る石川俊輝。加入1年目の昨季は大事な場面でボールを刈り取り、カウンターにつなげて好機を広げた。今季は開幕の水戸戦でメンバー入り。出番はなかったものの、ベンチでチームメートとともに戦った。職人気質の背番号5は「1日、1日成長したいですし、チームがよくなるために(これまでと)自分の行動もそんなに変わらない」と、相変わらずの一所懸命さだ。

実直な性格は練習での立ち居振る舞いからも伝わる。高木琢也監督らの話を聞く際は背筋をピンと伸ばし、両腕は後ろに。ほぼ崩すことのないきれいな“聞く姿勢”はチームナンバー1と言えよう。また、気配り上手さも際立つ。

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