大宮花伝

必見!大塚慶輔フィジカルコーチに聞く(上)/中断期間のコンディションづくりは?【西大宮の巻番外編】

 

中断期間のコンディションづくりは大塚慶輔フィジカルコーチが陣頭指揮を執っている。フランス、イタリア、スペイン、ドイツとヨーロッパの対応などを情報収集しながら試行錯誤。新型コロナウイルスの感染拡大の影響でリーグ再開が二転三転するなか、冷静に状況を見極めながら選手の体力、筋力の維持に心血を注ぐ。大塚フィジカルコーチに話を聞いた。

 

Q.3月の段階では2011年の東日本大震災時を参考に、他チームのフィジカルコーチらと意見交換しながらメニューを考えたいとのことでした。その後、リーグ再開がさらに延長され、ここまでの長期中断は初めてです。どのような点を重視してメニューを作っているのでしょうか。

「東日本大震災のときとは全く別の状況になった。1カ月以内なら東日本大震災と同じイメージを想定していたが今回はそれ以上の期間になった。考え方としては、いかに筋肉の低下を遅らせるか、低下させないかという点と、一番は次の(再開の)ターゲットが7月だったらそこに向けてどう作っていくか。密集しないようにトレーニングしないといけないし、

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