畑尾大翔(下)/短期決戦を制してJ2優勝、J1昇格へ。「勝負強さに懸かっている」【西大宮の巻番外編】
中断期間中も抜群の行動力を見せている畑尾大翔。リーグが再開されれば今度はプレーでも見せてくれるはずだ。リーグ再開日決定前に聞いた意気込みなどをお届けする。
「全員にチャンスがある」総力戦に
Q.リーグ再開日がはっきりはしていないなかで行ったトレーニングについては。
「こういう状況だし、再開日が決まらないのは仕方がないと思っている。いい意味でオンとオフを切り替えている。張り詰めた緊張感をずっと続けるのは大変。逆に、始まったときに電池切れみたいになっても意味がない。うまくスイッチを切りながら、やるときややるって感じで。僕たちはクラブハウスを使わせてもらっているので、クラブハウスに行ったときにはしっかりと普段の練習と同じようなテンションで、家に帰ってきたら試合ほどの緊張感はないのでリラックスしてっていう感じ」
Q.自主トレーニング期間の最初のグループ分けは畑尾選手が決め、その後に加藤有輝選手に引き継がれたとのことでした。
「最初はひとグループの人数をが多くて『誰を何時にする?』と設定するのは有輝の年齢だとちょっとかわいそうかなって。責任を投げるのは全員が状況を理解してくれていればいいが、なかなかそうもいかないときもある。そういう意味では僕の方が年齢が上ですし、全体的に見ても年齢が上の方なので。だから最初は誰が何時っていうのは割り振っていた。だが、4人ずつになったので年功序列というか、年齢の上の人を午前中から順番に振り分けていくだけなので、そこは機械的でいいのもあるので、そういう風になってから有輝にお任せしました」
Q.首都圏のチームは緊急事態宣言の解除が遅く、先に解除された他県との差は感じますか。
「極端に言ったら始まっちゃたら仕方ないし、とはいえ、
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