大宮花伝

西村慧祐/新指揮官の下、目指すは「勝利に貢献できるディフェンダー」【インタビューの巻】

 

昨季のルーキーイヤーは獅子奮迅の活躍を見せた西村慧祐。34試合に出場し、プレー時間はチームトップの2932時間だった。チーム目標達成は今季に持ち越されたが、充実のプロ1年目を過ごした西村に独占インタビューした。

 

昨季のルーキーイヤーは出場時間トップ

Q.昨季は飛躍のルーキーイヤーでした。振り返っていかがでしょうか。
「シーズンの初めに掲げた目標は『試合に出る』だったなかで、コンスタントに試合に出続けられて、使ってくれた高木琢也前監督にも感謝しています。ケガ人が出たり、連戦が続いたが大きな怪我をすることなく、試合に出続けられたことは良かった」

Q.怪我をしなかったのはすごいですね。
「足首のねんざくらいで大きな怪我なくシーズンを終えられた」

Q.プロ1年目は新型コロナウイルスの感染拡大に見舞われ、連戦となりました。コンディションづくりで気を配ったところは。
「よく食べて、ちゃんと栄養を取って、睡眠を取って、中3日のときには筋肉トレーニングもしていた。連戦のなかでなるべく筋量やパワーを落とさないようにとは意識した。試合後のリカバリーもいろいろと意識して過ごし、アイスバスや甘酒と豆乳のタンパク質の飲み物はクラブが提供してくれていた。ツカさん(大塚慶輔前フィジカルコーチ)がやってくれていた。そういうのはコンディション維持をするには重要だったのかな。あとはトレーナーの方のケアにもすごい助けられた」

Q.ケアはクラブハウスで完結して、家ではリラックスして過ごしていたのでしょうか。
「そうですね。夜は湯船につかるとか、寝る前のストレッチもありますが。だいたいはクラブハウスで練習の前後に」

Q.高木前監督は若い選手をベテランと一緒に組んで出場させることで成長の加速を期待していました。河本裕之選手や畑尾大翔選手とのプレーについては。

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