大宮花伝

【OB橋本早十さんの現在地・上】アカデミーのコーチ兼スカウトで奮闘中。将来有望な人材を発掘、育成【インタビューの巻】

写真提供:大宮アルディージャ

 

特別指定選手時代も含め、大宮で10年間プレーした橋本早十さん。大宮を離れたあとは海外に挑み、タイのチョンブリーFCとマレーシアのDRBハイコムFCで活躍後、2015年に現役を退いた。橋本さんは「アルディージャで長くやらせてもらっていたので、引退してからも何かしら貢献したいと思っていた」と現在は大宮のU10担当コーチとして指導しながら、U 13のスカウトも兼任。縁の下でクラブを支えている。
昨年、埼玉県第4種サッカーリーグ選手権大会で橋本さんと筆者が遭遇。仕事ぶりの一端をうかがい、それはとても興味深いものだった。インタビューを申し込み、あらためて話を聞かせていただいた。

 

「選手としても、人としても強く」

Q.アカデミーでの仕事について教えてください。
「スカウトとU10のコーチ、指導者をしています。スカウトはU13の編成をする際にアルディージャのU 12以外で才能ある選手を見つけて、アルディージャのU13に入団してもらうことが主な仕事です」

Q.選手を指導しながら、ほかの選手を探すとは多忙ですね。
「自分が育成部に入ってからは毎年秋ぐらいにU10チームが立ち上がる流れになっているので、そこからはU10コーチとして活動がメインになるのですが、それまではスカウトの仕事をメインにしています。新U13の編成が秋ぐらいには落ち着いてくるので、そういった流れになっています。大変ですが、どちらもいい経験でモチベーションを持ってやらせてもらっている」

Q.昨年はU15の動画セレクションを取り入れていました。どれくらいの応募者がいたのでしょうか。

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