大宮花伝

佐々木則夫大宮V総監督が退任へ。12月5日から日本サッカー協会女子委員長に就任。【お知らせ】

大宮は18日、佐々木則夫大宮V総監督兼大宮トータルアドバイザーが12月5日より日本サッカー協会女子委員長に就任すると発表した。それにともない大宮での両役職から退き、大宮アルディージャシニアアドバイザーに就くことになった。

大宮の初代監督でもある佐々木氏は2008年から日本女子代表監督を務め、11年の女子ワールドカップで優勝に導くなど手腕を発揮した。16年11月に大宮トータルアドバイザーになると、21年からはWEリーグに参入した大宮Vの総監督を兼務していた。

佐々木氏のクラブを通してのコメントは以下の通り。

「日本の女子サッカーが再び世界一を目指すために、クラブに理解いただいてこの決断をしました。大宮という街は私にとっての聖地ですし、大宮アルディージャ、大宮アルディージャVENTUSは、今までも、これからも、私にとって特別なクラブです。大宮アルディージャVENTUSから世界一になるメンバーが出ることを強く望んでいますし、私自身も微力ながらシニアアドバイザーとして今後もクラブに貢献していければと思っております。ファン・サポーターの皆さん、これからもよろしくお願いします!」

佐野秀彦代表取締役社長もコメントした。

「クラブ内や本人とも十分に協議を重ねた上で、日本サッカー界、女子サッカー界全体の発展およびなでしこジャパンの強化を最優先に考え、2021-22 Yogibo WEリーグのシーズン途中ではありますが、退任を受け入れることとしました。大宮アルディージャVENTUSの設立、WEリーグ参入は佐々木総監督の力あってのものであり、2月のチーム発足からこれまであらゆる場面で牽引していただきました。今後はシニアアドバイザーとして引き続きクラブの成長を支えていただくことになります。ともに日本サッカー界、女子サッカー界を盛り上げていければと考えております」

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