大宮花伝

J前副理事長の原博実氏が新フットボール本部長就任。最下位に沈むチーム再建で白羽の矢【囲み取材ほぼ全文】

 

大宮は4月12日、Jリーグ前副理事長の原博実氏のフットボール本部長就任を発表した。これまで佐野秀彦社長が兼務していたものの、チーム低迷について説明した声明文で同職を新たに招聘すると明言。原氏に白羽の矢が立った。

原氏は三菱重工・自動車(現浦和)でプレーし、92年に現役を引退。浦和、FC東京で監督に就き、2009年から日本サッカー協会の技術委員長、16年から22年まで副理事長を務めた。霜田正浩監督と縁は深く、FC東京時代、協会時代もともに仕事をしている。

大宮は現在、3分6敗で最下位に沈んでおり、原氏にチーム再建が託された形だ。原氏はさっそく練習に顔を出してチーム状況の把握に時間を使い、選手やスタッフと交流。また、練習後にはメディアの合同インタビューに答えた。

 

客観的視点で助言

Q.就任の経緯を教えてください。
「本当に昨日(4月11日)ですよ。実際に話をしたのは昨日で今日からきました。たまたま甲府戦は見に行っていた。バックスタンド側で見ていたが、それはここにくるとかではなくて、なかなか大宮は勝っていなかったし。少しずつ(試合を)見に行っていた矢先、驚いたのは驚いた。開幕戦の横浜FCと大宮の試合をJリーグにいるときに見ていたし、甲府戦を見ていて

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