大宮花伝

霜田正浩監督の解任を発表。昨季は鹿島を率いた相馬直樹氏が新監督に就任【お知らせ】

成績、内容ともに向上せず決断

大宮は5月26日、霜田正浩監督の解任と前鹿島監督の相馬直樹氏の新監督就任を発表した。

霜田前監督は昨年6月7日、岩瀬健元監督の成績低迷による解任をうけ、後任として指揮を執った。だが、ここまでJ2残留争いを抜け出せず、今季も開幕から9試合で勝ちがないなど第18節終了時点で4勝5分9敗、勝ち点17で20位と苦戦。J3降格の可能性もあって度々、進退問題が浮上した。5月25日の琉球戦は1−0で勝ったが試合内容は向上していなかった。

相馬新監督は早大から1994年に鹿島入りし、東京V、川崎でプレー。CBやSBを務め、日本代表ではW杯フランス大会に出場。現役引退後は町田や川崎Fの監督を歴任し、2021年4月から鹿島の指揮を執ったが昨季いっぱいで退任していた。

霜田前監督と相馬新監督のコメントは以下の通り。

【霜田正浩前監督】
「この世界では結果の責任が常に監督にありますので、このクラブの決断を真摯に受け止めるとともに、いつも応援をしていただいたサポーターの皆さまに、本当に心から感謝いたします。NACK5スタジアム大宮でいつも最高の雰囲気を作っていただき、アウェイの地にも大勢のサポーターに駆けつけていただき、どんなときも変わらぬ応援をしてくださったサポーターの皆さんに、もっともっと勝利を、笑顔を届けたかったです。それができなかったことが無念でなりません。それでも、チームを愛し選手たちを信じてNACK5スタジアム大宮で指揮をとり、皆さんと一緒に闘えたことはとても幸せでした。今後の大宮アルディージャを陰ながら応援しています。ありがとうございました」

【相馬直樹新監督】
「大宮アルディージャにかかわるすべての皆さま、はじめまして。このたび監督に就任しました、相馬直樹です。皆さまと一緒に笑顔を分かち合えるよう、すべての力を出し切りたいと思います。ご支援、ご声援をよろしくお願いします」

Photo by Satoshi GUNJI

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ