相馬直樹監督/情熱を持ち、多岐にわたって考えをめぐらす指揮官。目指すサッカーは?【就任会見ほぼ全文】
5月26日、相馬直樹新監督が就任した。28日には早くも東京V戦で指揮を執り、チームに新しい風を吹き込んだ。奥抜侃志や山田将之と試合から遠ざかっていた選手を抜擢し、選手の配置も変更。1−1のドローながら試合内容を向上させて収穫は多かった。30日には就任会見を行い、メディアをなごませるなどの気配りをしつつ、今後へ向けての熱い思いを語った。
「求める基準を上げたい」
Q.就任発表後、わずか2日で東京V戦を迎えました。短い時間ながらどこを重点的に指導されたのでしょうか。
「少し守備のところで、失点も実際多かった。この前のゲームで31になると思うが、そこまでは30という数字だった。失点のところは徐々に改善されてきた部分はあったものの、マイボールになる時間が短く、ボールをなかなか奪うことができず、攻撃の方がうまくいかなくなっていたという印象は持っていた。ロースコアながらも琉球戦は勝ったが、失点してもおかしくないシーンもあったと思う。
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