大宮花伝

セットプレー一発に沈んだ痛恨の敗戦。6ポイントの損失も、指揮官やゲーム主将が語る確かな“積み上げ”とは【岩手戦/マッチレビュー】

■明治安田生命J2リーグ第24節・7月2日(土)18:00キックオフ
いわぎんスタジアム/2,891人
いわてグルージャ盛岡 1-0 大宮アルディージャ
【得点者】岩手/10分 中野雅臣

▼特別指定選手も抜擢

21位の大宮、20位の岩手との“6ポイントマッチ”は岩手に軍配。今季は2戦とも0−1で敗れた。大宮はJ3降格圏から抜け出ることもできずに金沢戦に続いて2連敗。一方の岩手は19位に浮上して6戦負けなしとなった。

戦前、相馬直樹監督は「立ち上がりのところは大事になってくる」としていたが、その時間帯の失点が最後まで「結果的には重くのしかかってしまった」と同点、逆転にできなかった。しかも、岩手は先制すると今季無敗で、逆に大宮は先制されると勝率が低い。それが顕著にあらわれた試合となった。

かといって、内容で引けをとったという訳でもない。むしろ良かったと言えるだけに先の失点が悔やまれる。

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