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「OmiyaVision」片村光博

★無料記事:垣間見える“鹿島流”。新指揮官の求めるものを探る(前編)【コラム/TeamVision】

■ドラスティックな変化は否定

石井正忠監督が大宮で展開するサッカーがどのようなものになるのか。始動1週目の現時点で明確に論じることは難しいが、就任会見での言葉や選手たちの反応からは、その片鱗が見えている。残された時間は短いが、だからこそ表現すべきことは整理されていると見ていい。

就任会見では「今まで戦ってきた大宮アルディージャというチームが確実にあるので、それを大きく変えようとは思っていません」という前提を明らかにした石井監督だが、それは戦術的修正を加えないということではない。むしろ攻守ともに明確な指針があり、すでに選手たちにはミーティングでも伝えられている。

横谷繁は石井監督就任2日目のトレーニングを終え、次のように感想を語った。

「鹿島のスタイルというか、FWがサイドに流れてしっかりキープしてからの展開だったりというイメージはあったので、今日の練習ではそういうイメージも少しあるのかなと思います。前線の選手は裏を狙うことによってスペースも空く。今季やってきたポゼッションの中で、少し幅ができてくるのかなと思いますし、そのプレーをうまいこと利用したサッカーもできるのかなと感じています」

実際、オーソドックスな対人練習の中では、指揮官はFWの動き出しに対して見逃さずボールを供給するように指示。短いながらも行われたシュート練習でも、中央のコンビネーションプレーではなく、サイドに展開してからのクロスからシュートを放つ形が取られた。長年変わらない鹿島のスタイルを感じさせる新たな“色”は、少しずつチームに植え付けられている。

●後編に続く

OmiyaVisionとは

OmiyaVisionへのアクセス、感謝申し上げます。編集長を務める片村光博です。
OmiyaVisionは大宮アルディージャの情報をより広く、より深く伝えていくためのWEBマガジンです。

大宮アルディージャは2014年のJ2降格を経て、確かな方向性=“Vision”を持って前進しようとトライを重ねている最中です。
より大きく、確かな存在となっていくであろう彼らの歩みを細やかに追い、実像に迫り、皆さまに伝えていく。そんな媒体とするために、OmiyaVisionを立ち上げました。

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●試合情報(監督・選手コメント、マッチレポート、プレビューなど)
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もちろん上記がすべてではなく、そのときにタイムリーな情報をお届けしていきます。大宮アルディージャを愛する方々にとって、フットボールライフを充実させる媒体となれれば幸いです。

○プロフィール
片村 光博(かたむら・みつひろ)
2002年の日韓W杯でサッカーに目覚め、紆余曲折を経て2013年よりサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』の編集ヘルプの傍ら、フリーランスの記者として活動を開始。2014年から大宮アルディージャの担当記者となり、継続的に取材を行っている。現在おすすめのサッカー漫画は『夕空のクライフイズム』。

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