「OmiyaVision」片村光博

★無料記事:成功体験のイメージから逃れられず、後手に回った1年間(前編)【シーズンレビュー/チーム編】

■昨季の成功、継続へのこだわりが裏目に

前項では編成面に触れたが、その次に来るのはチーム作り。今季は編成というスタートの時点で出遅れたとはいえ、そこから巻き返しの策を練る、あるいはプラスに転じるように働きかけるのが現場の役割と考えれば、チーム作りの過程にも大きな反省がある。

第一に挙げられるのは、家長昭博と泉澤仁を失い、一方で大前元紀を始めとした新戦力を多数獲得した状況に対して、戦い方の調整が不足していたということ。もちろん継続は重要な要素であり、一概に否定できるものではないが、与えられた戦力の生かすという観点では難しさもあった。

渋谷洋樹監督体制でのチーム作りの出遅れは、昨季残したクラブ史上最高成績と無関係ではないだろう。その前年のJ2優勝も含めて、一定以上の成功を収めたスタイルは簡単に放棄できるものではなく、転換はリスクも高い。ただ、今季に関して言えば、戦術的継続へのこだわりが裏目に出てしまった。

キャンプから家長の位置に大前、泉澤の位置には瀬川祐輔を当てはめてチームを再構成し、その構図は開幕の時点でも変わらず。開幕2試合は好内容を披露したものの、得点機が多かったとは言えず、守備でも耐え切れずに失点。第3節の磐田戦では攻撃の迫力アップを試みたことで、逆に歯車は少しずつ狂っていくことになってしまった。

●後編へ続く

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○プロフィール
片村 光博(かたむら・みつひろ)
2002年の日韓W杯でサッカーに目覚め、紆余曲折を経て2013年よりサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』の編集ヘルプの傍ら、フリーランスの記者として活動を開始。2014年から大宮アルディージャの担当記者となり、継続的に取材を行っている。現在おすすめのサッカー漫画は『夕空のクライフイズム』。

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