裏PANNA-FUTSAL

【コラム】暑い、熱い、厚みのある試合のコントロール

7/9(日)に行われたSuperSports XEBIO関東女子フットサルリーグ by PENALTY第3節は埼玉県幸手市の幸手市民文化体育館で開催されました。観客席も多くあり、とても良い体育館なのですが、フットサルが行われるメインアリーナには空調施設が無く、当日は35度近くまで気温が上がりました。その為、前半、後半のそれぞれ10分前後に給水タイムを取るなど灼熱の環境の中で、熱い試合が繰り広げられました。

特に3試合目に開催されたバルドラール浦安ラス・ボニータス vs フウガドールすみだレディースは今季2連勝同士の対戦。両チーム共に優勝争いに絡んで来るのは間違いない事でしょう。そしてこの2チームの間には選手の移籍やスタッフの行き来があり、お互いに負けたくない試合。すみだの北隅監督は以前当時米川総監督の下で浦安の監督を務め、浦安の茨木コーチは長い間監督としてすみだを率いた経歴がありました。選手で見てみると浦安に在籍歴のあるのは3番西岡選手、12番杉山選手、13番北隅選手、14番高橋選手の4名。すみだから浦安へ移籍したのは9番江川選手とこれだけの行き来がありました。

両チーム共に多彩な戦術の引き出しを持ち、ボールポゼッションを大切にする女子フットサルの中でも類まれな戦略性の高いチームであり、フットサル日本女子代表及び候補に選ばれた経歴を持つ8選手もいる事から非常にレベルが高く、戦術的な厚みのある見応えのある試合が行われた。結果は2-1で浦安が逆転勝利し、昨年の対戦成績1分1敗と苦杯を舐めた借りを返す試合となりました。

試合途中には激しいゲーム展開からヒートアップした場面もありましたが、その要因の一つにレフェリングがありました。

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