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無料記事:インタビューアルコイリス6番小村美郷「一度心が折れました」

小村美聡と言われてピンと来ない人もいるかもしれませんが、旧姓だと分かり易いでしょうか。旧姓井野美聡、かつてなでしこリーグINAC神戸に在籍し、その後兵庫県で女子フットサルチーム「アルコイリス」を立ち上げ、海外移籍も果たし、フットサル日本女子代表にも登り詰めた日本を代表するフットサルプレイヤーであります。結婚、出産後に今季から選手に復帰。試合には出場しているものの、なかなか出場時間が伸びず、らしさが見られない時期もありましたが、日本女子フットサルリーグプレーオフでかつての、いやそれ以上の活躍を見せ、アルコイリス神戸のリーグ優勝に大いに貢献すると共に選手としての健在ぶりをアピールしました。

その小村美聡選手にインタビューを行いました。

 

– 日本リーグ開幕戦で対戦し、敗戦した府中に見事リベンジを果たした形になりました。

小村:開幕戦府中と対戦したのですが、個人的にあまりコンディションも整っておらず、練習でも強度の高い練習ができていないように感じていました。あまり試合に出ていた印象もなく、結果負けてしまったので、このままではいけないと認識させられた試合でもありました。今回については相手がどう出てくるか分からない部分もありましたし、自分達のフットサルをやれば結果につながると思ってやるのみでした。

– シーズン当初に比べてしっかり体もコンディションも整ってきたなと感じましたが、現在お子さんがいる中で苦労された事はありますか?

小村:どの家庭がどうというのは分からないですが、自分の時間が全くゼロになってしまったように感じました。フットサル行く時は夫が見てくれているのですが、それ以外でも他の事を考えていた時間がすべて子供の為の時間になりました。すごく両立は難しいですし、大変というのは凄く感じています。それでもなんで続けるかと言えばフットサル好きでアルコの皆も好きだからです、夫に相談して今年復帰する事に協力してくれる事になりましたが、フットサルをやると決めたからにはフットサルができる時間は集中しましたし、逆にしっかりやらないと復帰した意味がないと考えていました。そんなに甘いものでもないですし、やるからには結果を出さなくてはという気持ちは強かったです。

– 仕事はされていますか?

小村:仕事も復帰しました。今はフットサル、仕事、家庭と両立しないとなりません。

– 心が折れそうになった事はありませんでしたか?

小村:子育ては一番最初がキツくて一度心が折れてしまいました(苦笑)それに比べれば今はかなり大丈夫になってきました。協力してくれる夫や家族に本当に感謝です。

– 女性アスリートは出産で一度競技から離れてしまう、また復帰するつもりでもそのまま引退となってしまうという事もあります。そういう方々に是非一言お願いします。

小村:自分が子供を産んで復帰した身としては、もっとママさんがより良い環境でできる為に選手を続けたいと思いますし、フットサルはその先駆けとなるような環境になって欲しいと思っています。実際ママさんが活動できる環境は少ないと思っています。スポーツだけでなく、仕事でもそうですが、ママさんはまだまだ活躍できるはずなので、諦めずに続けていれば、きっと子供にも伝わると思いますし、是非協力してくれる人達を巻き込んで、感謝しながら環境を求める事にも挑戦して欲しいと思います。

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