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【インタビュー】JFAテクニカルダイレクター小西鉄平氏「今回のトリムカップの日本選抜の意義や目的は2つありました」

 

 – 今回トリムカップでのフットサル日本選抜は準優勝という結果に終わりました。このチームの意義などは何でしょう。

小西TD:大きく分けて2つです。一つは来季のAFCに向けての代表の継続的な強化という事で、ユース組とAFC組で二つに分けながら2020年に向けての活動と捉えていました。もう一つは木暮監督と話をしていて、ユースオリンピックであれだけの成績を残した選手たちを国内で披露する、彼女たちが継続的に活躍できる場が欲しかったので、何とか実現したいという事で進めました。これらが意義とか目的です。当然勝負にもこだわりながら、優勝できるように内容の方も求めていくという事で監督とも確認しました。

– 準優勝というのは望んだ結果ではないけれど、上出来という感じでしょうか。

小西TD:結果という部分で言えば優勝に到達できなかったですが、今回ユースオリンピックでやってきた事の積み上げをするという事をやってきたので、今日の決勝戦でも多くのチャンスを作っていましたし、優勝した兵庫県選抜に対して一番脅威を与える事ができたのではないかなと思います。それだけでなく、チームの確固たる形、こうやればこう崩れるんだなというものを選手一人一人において少しずつスタンダードになってきたのではないかなと思います。

– 今回選出についていくつか議論を呼ぶようなものがありました。一つはユースオリンピック出場組が日本選抜に選出された事で、ここ数年全国常連だった福井県選抜が全国大会に出場できなかった事。そして東京都がセレクション形式をとった事で、セレクションに行かなかった代表組を選出したという事の2つで、いろんな意見が聞こえてきました。実際日本選抜のメンバーを結成したのはいつ頃で、実際に各都道府県協会や連盟にはどのように伝えていたのものなのでしょうか。

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