【サッカー人気5位】待ちわびたリーグ再開。エモーショナルな…

裏PANNA-FUTSAL

【コラム】新型コロナの影響を受けた民間フットサル施設の現状「何か良い方法があれば教えてほしいです・・・」

 

4月7日の緊急事態宣言を受けて、フットサルを取り囲む環境は大きく変わりました。トリムカップ中止、Fリーグや日本女子フットサルリーグの開幕延期、地域リーグや都道府県リーグにおいても活動自粛の影響を大きく受けています。あまりニュースにはなっていませんが、競技系のチームも練習などで使用している民間フットサル施設も大きな影響を受けているようです。民間企業であるフットサル施設は営業しているのか、緊急事態宣言を受けて経営状況はどうなのか、関東地域のとあるフットサル施設の経営に携わる方にお話を聞いてみました。

 

-現在のフットサル施設の経営状況と言いますか、運営状況などを教えて下さい。

関係者:現状屋内のフットサル施設はほとんど休業しています。屋外でも、関東や関西では営業自粛している施設が多い状況です。

 

-フットサル施設ほぼ自分たちで所有しているというよりも、場所を借りているというところが多いと思うのですが、営業をしていない事によって、収入源がなくなり、賃料の支払いは相当大変な状況なのではないかなと思われるんですが、現状としてはいかがでしょうか

関係者:フットサル場は固定費が多くて、特に賃料の割合が大きいです。運営形態にはいくつかパタ-ンがあって、自分の土地でやられている所と土地や場所を借りて運営している所とで別れています。この内、土地や場所を借りている所は相当厳しいと思います。賃料が数百万円単位で発生する所も多くあります

 

-現在営業しているフットサル施設では、フットサル場のメニュ-の中でいくと例えば「コ-トレンタル」だったり、「個人フットサル」、「自社のスク-ル」や「外部スク-ル」等もあると思うのですけどそれぞれちょっとひとつずつ今の状況を教えて下さい。まずはコ-トレンタルは実際今はどんな状況でしょうか。

関係者:だいぶ動きは少ないですね。団体、チ-ムの中でもやりたいという人と自粛したいという人に分かれ、家族から止められていますという人もいるので、実際にはチ-ムとしても活動できていない状況だと思います。ウチの施設でも4月において相当のキャンセルがありました。また競技系のチ-ムでは、地域連盟から活動自粛の通達が出ている地区もあり、全く活動していないようで、実際にコ-トレンタルもありません。コ-トを親子向けに開放したり、個人でのトレ-ニング用に貸し出したりという需要がない訳ではないですが・・・。

 

-スク-ルはどんな状況でしょうか。

関係者:3月中は普通にやっていました。3月の上旬辺りから スク-ルを中止にしている施設もあったと思いますが、ウチではやっていました。4月の緊急事態宣言が出てからウチも止めました。会社によって別れると思いますが、2月末に休校の要請があった時に、止める止めないの判断があって、緊急事態宣言が次の判断のタイミングでした。実際に継続していたスク-ルも緊急事態宣言で全て止めたというのが現状だと思います。ウチは3月はまだスポ-ツをやろうとか運動不足解消というマインドもあった事で、休日スク-ルだったり、単発のスク-ルもたくさん開催し、みんな満員でした。多分どこの施設でもコ-トレンタルは少なかったですが、3月は営業していた所はある程度売上は確保できたのではと思っています。

 

-外部スク-ルはどんな状況だったでしょうか。

関係者:基本的に外部スク-ルの判断に委ねるのですが、ウチの場合はほとんどのスク-ルが3月は継続していて、緊急事態宣言の時に止めました。

 

-全国的な傾向は何かありますか?

関係者:まだ地方の施設だと稼働されている所もあると思います。ただ関東、関西の都市圏とは多少乖離があるのではと思っていますが、緊急事態宣言後は少しずつ状況は変わって来ていると思います。

 

-営業される事で賛否両論があると思いますが、どのように感じていますか?

関係者:実際の所、緊急事態宣言における屋外スポ-ツ施設は自粛要請対象外で、本来であれば屋外フットサル場は営業しても良いのです。ただSNSでは「あそこの施設は営業自粛していない」という事でメ-ルが来たりする事もありますので、なかなか難しいのではと感じています。東京都を例に出すと営業自粛対象でない施設は、例え営業自粛しても協力金(100万円)は出ません。実際に都内だと営業をせずに、誰も助けてくれないとなると、休むだけの経済的な体力があるかというとなかなか難しいと思います。営業自粛の風潮と天秤にかけた時に休んだ方が良いのではという判断をせざるを得ない部分はあると思いますが。

 

-ある程度世論や空気を読む部分も必要ですし、ただ施設を継続していくという経営面の問題もある。判断は難しいですね。休養要請と補償は一体である必要があるとは聞きますが。

関係者:感染リスクが高いなら止めるべきだと思うんですよね。自分の知る限りではフットサル場で感染クラスタ-が発生したという情報は聞いていません。当然感染リスクはゼロではないとは思いますが、それは通常の生活と同じレベルではないかと思います。1件岡山県で某大学の感染者が30名程参加した民間フットサル大会に出場して、大会参加者が経過観察を行ったという事がありましたが、実際にそこから感染があったという情報はありません。

またスポ-ツの現場での感染事例はありますが、スポ-ツをしている時というより、その後の食事会だったり、狭い更衣室にいたりした事が感染原因だった可能性が高いと言われているので、いろいろな情報を見る限り、スポ-ツをする事自体での感染の可能性は低いのではないかと思っています。感染の可能性が低い部類にも入り、営業自粛の対象外であるにも関わらず、営業ができないのは厳しいです。

 

-もう一つの側面では緊急事態宣言が出た時に「接触の8割減らそう」、そして「Stay Home」という耳の痛いキーワードがあります。

(残り 1253文字/全文: 3714文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック