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【取材日記】全日本女子フットサル選手権東京都大会でのフェア―プレーを伝えたい

日本最多の女子フットサルチーム数を誇る東京都。リーグ戦は3部制であり、現在日本リーグには2チーム、関東リーグにも6チーム所属しているという国内で最もフットサルが盛んな都道府県と言って良いかと思います。現在ではチーム数の多さから、リーグ戦に参加していないチームは全日本女子フットサル選手権予選にも参加するのが難しい状況となっています。参加と言っても、東京都女子フットサルリーグ所属チームは東京都大会に出場する為の予選があり、今年は4月に開催で24チームが参加予定となっていました。しかし新型コロナの影響もあり6月へと日程が変更。その為に出場辞退となったチームも数チームありました。その中から昨年東京都1部準優勝のリガーレ東京レディース、同じく1部の十条フットボールクラブレディース、都2部へ昇格したデウソン東京レディース、3部相当の都エントランスリーグ所属府中アスレティックFCレディースサテライトの4チームが東京都本大会に出場が決定しました。

今年は日本女子フットサルリーグ所属の立川・府中アスレティックFCレディース、フウガドールすみだレディースそして、昨年関東女子フットサルリーグ2位のFUSIONがシードされて関東大会から出場となり、予選を勝ち抜いた4チーム+関東リーグ5チームの合計9チームで東京都大会が開催されました。結果は既にご存知の方もいると思いますが、デウソン東京レディースが優勝。昨年は新型コロナの影響で東京都大会に参加する為の予選が開催できなかった為、デウソン東京レディースは初出場、初優勝とセンセーショナルな結果となりました。関東大会への出場枠3つの内、優勝のデウソン東京レディース、準優勝のBALLENA BLANCA城北レディースは初出場という結果となり、新しい風が吹いている感があります。そして3位決定戦の関東リーグCAFURINGA BOYS東久留米と東京都1部のLIGARE TOKYO LADIES との対戦は延長戦までもつれ込む、追いつ追われつの大熱戦。PK戦まで残り1分という時間で勝ち越したCAFURINGAが関東大会最後の切符を手にするという劇的な展開。喜びを爆発させたCAFURINGA、肩を落とし涙にくれるLIGAREのコントラストは取材している立場としても熱くこみあげてくるものがありました。

実はこの全日本女子フットサル選手権東京都大会1回戦、2回戦は7/24(土)に計5試合が開催される予定だったのですが、急遽1試合だけ延期となり、8/1(日)に1試合だけ行われる事になりました。

【試合レポート】第18回全日本女子フットサル選手権東京都大会2回戦BALLENA BLANCA城北レディース vs 府中アスレティックFCレディースサテライト

その試合に至る経緯、そしてフェアプレーについて紹介させていただきたいと思います。

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