日本女子フットサルリーグに参入申請したシュートアニージャってどんなチーム?
2020年関東女子フットサルリーグに所属していたシュートアニージャはリスタンダード株式会社に運営が移管された。すると2020-2021、2021-2022シーズンで関東女子フットサルリーグ2連覇。そして日本女子フットサルリーグチームを倒して全日本女子フットサル選手権全国出場という結果を残し、日本女子フットサルリーグ参入を虎視眈々と狙っている。このシュートアニージャを生まれ変わらせたリスタンダード株式会社とは何か、そしてシュートアニージャが女子フットサルで成し遂げようとしている事は何なのか。リスタンダード株式会社代表取締役であり、シュートアニージャの代表兼GMの新井一平氏に話を聞いた。
-リスタンダード株式会社はどのような事業をされているのですか?
新井氏:弊社では4つの事業を展開しています。主にスポーツ選手の引退後の就職支援を行う「アスリートキャリア支援事業」、シュートアニージャを運営する「スポーツ経営事業」、体育会系の大学生や就活意欲の高い学生を支援する「新卒採用支援事業」、企業が抱える諸問題解決のお手伝いをする「研修事業」の4事業です。
-2020年から関東女子フットサルリーグシュートアニージャを運営されるようになりました。どのような経緯があったのでしょうか。
新井氏:先ほどもお話したとおり当社ではセカンドキャリア支援をしています。この業界の問題点は、選手引退後からのサポートのみが中心となっていることです。毎年同じ問題を抱えた選手は増加し続け、あくまで応急処置として企業を紹介するという形になり本来のキャリアを見失ってしまっているのが現状です。さらに女性アスリートのセカンドキャリアは大変な状況でもありました。種目によっては競技だけで食べていくのが厳しい種目もあります。そこで、現役時代から選手のキャリアにクラブが伴走し、アスリートとしての新しい価値を創造していきたいと考え、それを実践できるクラブを探していました。その時に、以前スポンサーをしていたシュートアニージャからお話をいただきました。スポンサーをしていた時期から女子フットサルについては知っており、その時からフットサルは再現性や規律があり、デザインされ、激しい攻守。非常に魅力があり潜在能力の高いスポーツだという事を認識していました。キャリアの問題に対して、当時のクラブ代表にも共感いただき、是非一緒にやっていきたいとこのクラブの経営をしはじめました。
-という事はシュートアニージャに入団する時には就職の相談ができるのですね。
新井氏:もちろんです!でもシュートアニージャに入団しなくても、就職や転職のお手伝いはできます。実際にアニージャ以外のチームの選手の就職先も紹介させていただいています。男女に関わらず、入団選手の就職先などに困っている時には、ぜひご相談いただければと思います。様々なチームに同様のサポートを行いシュートアニージャだけでなく、すべてのチームに同じフィールドを提供して行けたらとも思っています。
-女子のフットサルには潜在能力があるとのお話ですが、女子フットサルをどのように感じていますか?
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