移籍情報|ACL予選に挑むフィリピン王者セレス・ネグロスが代表クラスの4選手を補強
ACL(AFCチャンピオンズリーグ)2019の予選1回戦から出場するフィリピンリーグ王者のセレス・ネグロスは21日、フィリピン国内でプレーしている代表クラス4人の選手が移籍加入したことを発表した。
セレス・ネグロスは、2017年と2018年にフィリピンフットボールリーグ(当時)を連覇、AFCカップでも2年連続でASEAN地区決勝まで進出。2018年のACL予選ではオーストラリアAリーグのブリスベン・ロアーを敵地で破り、プレーオフで中国スーパーリーグの天津権健と対戦するなど、フィリピンだけではなく東南アジアを代表するグラブチームだ。
?? MF ミゲル・タントン(29)
アメリカ出身のフィリピン人。代表2キャップ(アジアカップ2019メンバー)。国内カップ戦コパ・パウリーノ・アルカンタラ2018を制し、AFCカップ2019に出場するカヤ・イロイロの司令塔だったが、セレス・ネグロスに移籍加入。
?? MF デニス・ヴィラヌエヴァ(26)
イタリア・ローマ(ラツィオユース組織)出身のフィリピン人。代表14キャップ。グローバル・セブからダヴァオ・アギラス(活動休止)を経てセレス・ネグロスに移籍加入。
?? MF アンジェロ・マラシガン(26)
フィリピン・セブ島出身のフィリピン人。グローバル・セブからダヴァオ・アギラス(活動休止)を経てセレス・ネグロスに復帰加入。
?? MF ディラン・デ・ブリュイケル(21)
ベルギー出身(ベルギーU-15、16、17代表)のフィリピンハーフ。父親がベルギー人で母親がフィリピン人。フィリピンU-22、23代表で11試合出場、A代表2キャップ。活動を休止したダヴァオ・アギラスからセレス・ネグロスに移籍加入。
セレス・ネグロスからはフィリピン代表FWパトリック・ライヒェルトの、マレーシアスーパーリーグのムラカ・ユナイテッドSAへの移籍が発表されており、また他の代表クラスの選手にも海外移籍の話があるため、この4選手の移籍加入はアジアの大会とフィリピンプレミアリーグを戦う上での戦力補充となる。
セレス・ネグロスのACL2019予選の対戦日程は以下のとおり。
予選1回戦:2月5日@バコロド
vs ?? ヤンゴン・ユナイテッド
予選2回戦:2月12日@チェンライ
vs ?? チェンライ・ユナイテッド
プレーオフ:2月19日@広島
vs ?? サンフレッチェ広島
プレーオフラウンドを勝ち上がった場合はACL2019本大会のグループFへ、負けた場合はAFCカップ2019のグループGに駒を進める。尚、今年からリニューアル開催されるフィリピンプレミアリーグの日程はまだ発表されていない。