フットボールフィリピン

移籍情報|フィリピン代表MFマニー・オットがタイのラチャブリーFCに移籍加入

FILIPINO FOOTBALL は22日、フィリピンフットボールリーグのセレス・ネグロスに所属していたフィリピン代表MFマニー・オットが、タイ1部(T1)リーグのラチャブリー・ミッポンFCに移籍加入したと報じた。マニー・オットはすでにチームに合流している。

photo from ratchaburi mitr phol fc

オットはドイツ・ミュンヘン出身のフィリピンハーフ(父親がドイツ人、母親がフィリピン人)。1860ミュンヘンやインゴルシュタットの下部組織で育ち、インゴルシュタットのリザーブチームでプレーしていた頃から、フィリピンのU-19、U-23とフル代表に招集されている。

2014年に母親の母国フィリピンのセレス・ネグロスと契約して2018年までプレー。フィリピン代表としての直近の2大会(AFFスズキカップ2018とAFCアジアカップ2019)でも中心選手として出場している。26歳ながらフル代表キャップはすでに50を数えている。

(C) ratchaburi mitr phol fc

タイ1部(T1)リーグに所属するラチャブリー・ミッポンFCは、タイのラチャブリー県を本拠地とする中堅クラブチーム。オットの加入は、DFクリストフェル・レイエス、MFアミン・ナザリに続く3人目のフィリピンハーフ選手の補強となる。

オットが所属していたセレス・ネグロスは、ACL予選に出場(敗退した場合はAFCカップに出場)するが、今年からリニューアル開催されるフィリピンプレミアリーグが、参加クラブチームの減少により競技レベルの低下が見込まれていることもあり、フィリピン国内よりも格段にサッカー環境の整うタイリーグに新天地を求めたかたちだ。

また、オットに限らずフィリピン代表クラスの選手たちの、マレーシアやタイのリーグに新天地を求める動きが活発になっており、アジアカップを終えた代表選手たちの移籍が次々と発表されることになるはずだ。

フットボール・フィリピンでは、フィリピン代表クラスの選手、日系フィリピンハーフ選手やフィリピンでプレーしていた日本人選手たちの移籍加入情報をお届けしていく予定だ。

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