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移籍情報|フィリピン代表DFルーク・ウッドランドがクアラルンプールFAに移籍加入

photo via kuala lumpur fa

マレーシアスーパーリーグのクアラルンプールFAは18日、タイ(T1)リーグのスパンブリーFCに所属していたフィリピン代表DFルーク・ウッドランドが移籍加入したことを、公式SNSなどで発表した。

ウッドランドはUAE(アラブ首長国連邦)アブダビ生まれのフィリピンハーフ(父親がイングランド人、母親がフィリピン人)で、イングランドのボルトン・ワンダラーズの下部組織出身。

ボルトンの下部組織に所属していた時に、イングランドのU-16、U-17、U-18代表に選出されるなど将来を嘱望された選手だったが、ボルトンのトップチームでは出場機会はなく、ローン移籍先のオルダム・アスレティックで契約満了となったが、この頃からフィリピン代表に招集されるようになっている。

その後は下部リーグのチェスター、ブラッドフォード・パーク・アヴェニュー、ヨーク・シティと渡り歩いたが、2017年に母親の母国フィリピンに渡りセレス・ネグロスに所属、2018年はASEAN枠選手としてスパンブリーでプレーしている。

photo via wikipedia

ウッドランドは、AFFスズキカップ2018とアジアカップ2019にもフィリピン代表メンバーとして出場しており、これまでに17キャップを数えているが、まだ23歳と若く、守備的なポジションならどこでもプレーできることもあり、フィリピン代表での今後の活躍に期待が集まっている。

(C) kuala lumpur fa

マレーシアスーパーリーグのクアラルンプールFAは、1975年から活動する首都クアラルンプールサッカー協会のクラブチームで、1980年代から90年代にかけてマレーシア国内の数々のタイトルを獲得した強豪のひとつだ。

2000年代以降はタイトル争いからは遠ざかり、ここ数シーズンはプレミアリーグ(2部)で低迷していたが、2017年シーズンで優勝してスーパーリーグ(1部)昇格を果たし、2018年シーズンはリーグ10位でスーパーリーグ残留を果たしている。

フットボール・フィリピンでは、フィリピン代表クラスの選手、日系フィリピンハーフ選手やフィリピンでプレーしていた日本人選手たちの移籍加入情報をお届けしていく。

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