フィリピンプレミアリーグ|復帰組グリーン・アーチャーズが今季ニューキットを発表
国内トップカテゴリー(フィリピンプレミアリーグ)への復帰が決まったグリーン・アーチャーズ・ユナイテッドが、今シーズンのニューキットを発表した。
国内トップカテゴリーに3年ぶりに返り咲いたグリーン・アーチャーズのシーズンキットは、チーム創設以来のグリーンを基調としたシンプルなデザインが目を惹く。胸スポンサーはフィリピン通信大手のグローブ・テレコム、キットメーカーは国内でスポーツアパレルを展開するCUTZとなる。
グリーン・アーチャーズは、旧ユナイテッドフットボールリーグ時代に”アジアの渡り鳥”こと伊藤壇(現NAPAローヴァーズ)が在籍していたクラブで、旧フィリピンフットボールリーグ(2017-2018年)には参加せず、ウィークエンドフットボールリーグ(フィリピンサッカー連盟非公認団体)で活動を続けていた。
尚、旧フィリピンフットボールリーグに参加しなかった理由は財政上の問題とされているが、通信大手のグローブ・テレコムによるスポンサードは継続されており、旧フィリピンフットボールリーグの公式スポンサーにグローブ・テレコムの競合他社が名乗りを上げたことで、リーグへの参加を見送ったという経緯があった。
因みにこの話にはオチがあり、リーグの公式スポンサーに名乗りを上げた競合他社は、その後リーグのスポンサーになることはなく、旧フィリピンフットボールリーグは2017年の発足段階で、グリーン・アーチャーズとスポンサーマネーという貴重な資源を同時に失なったことが、当時の笑い話となっていた。