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在籍情報|元フィリピン代表FWフィリップ・ヤングハズバンドが「現役引退」を表明

photo via philippines football federation

元フィリピン代表FWフィリップ・ヤングハズバンドは18日、自身のSNSを通じて「現役引退」を表明した。ヤングハズバンドは2017年シーズンの途中からフィリピン国内のダヴァオ・アギラスに所属していたが、同チームの突然の活動中止により2019年シーズンは無所属の状態となっていた。

ロンドン郊外のアシュフォード生まれのヤングハズバンドは、イングランド人の父親とフィリピン人の母親を持つフィリピンハーフで、兄のジェームズと同じく名門チェルシーのユース組織の出身。トップチームでの出場歴はないが、リザーブチームでは2シーズンの在籍で41試合に出場し9ゴールを記録している。

チェルシー在籍時の2006年から、母親の母国であるフィリピン代表に招集されるようになり、2009年にフィリピンのサン・ベダと契約。その後2011年からメラルコ・マニラ、2017年途中から新興のダヴァオ・アギラスでプレーの傍ら、フィリピン代表でも108キャップを記録し、代表最多記録となる公式戦52ゴールを挙げていた。

兄のジェームズや、ヨーロッパ諸国などからフィリピンに渡った海外出身のフィリピンハーフ選手らと共に、国内リーグのプロ化のプロセスにおいて重要な役割を担い、またFIFAランキングで100位台後半に沈んでいたフィリピン代表を、現在の100位台前半の位置まで引き上げた中心選手として、フィリピンのサッカー界をピッチの上で牽引した功労者のひとりだ。

フィリピン代表主将として、2019年のアジアカップ本大会出場を果たしたものの、本大会では当時のスヴェン・ゴラン・エリクソン監督の超守備的(且つメンバー固定)戦術による影響でスタメンから外れ、ようやく辿り着いたアジアの大舞台をベンチから眺めるという屈辱を味わい、最大級の功労者であるヤングハズバンドの起用法について、フィリピン国内では(短期契約の)エリクソン監督へのバッシングが沸き起こった。

ダヴァオ・アギラスの活動中止により無所属となったヤングハズバンドは、2019年シーズン当初は東南アジア諸国でのプレー機会を模索したが契約には至らなかった。2020年シーズンからのプレー再開を公言していたためマニラ界隈では複数の噂が上がっていたが、自身が「現役引退」を発表したかたちとなった。

ヤングハズバンドの周辺では、既に引退後のプロジェクトが進行している模様で、近くそれらの概要が発表されるとのこと。

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