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在籍情報|フィリピン代表FWマーク・ハートマンがマレーシアのUiTMに期限移籍

今年2月にマレーシアスーパーリーグのPJシティFCに加入していたフィリピン代表FWマーク・ハートマンが、同リーグに昇格したUiTM FCに期限付き移籍していたことが明らかとなった。「transfer markt」によるとハートマンの移籍期間は3月15日から11月30日とされている。

photo via uitm fc media

これまで両クラブからの公式リリースもなく、またフィリピンのメディアもこの期限移籍について報じていなかったが、PJシティはマレーシアの移籍期間最終日の3月15日に、元タイ代表DFアナウィン・ジュジーンをASEAN枠で登録、それまで同枠で登録していたハートマンをUiTMにシーズンローンで放出していた模様。

ハートマンは英国サウサンプトン出身のフィリピンハーフ(父親が英国人、母親がフィリピン人)で、ポーツマスとスウィンドン・タウンのユース組織出身。イングランド南部の地域リーグでプロキャリアをスタートさせた後、2011年に母親の国フィリピンに渡りロヨラ・メラルコ・スパークスに加入、同年にフィリピン代表初キャップを記録した。

2013年まで在籍したメラルコと2016年途中まで在籍したグローバルでゴールを量産したハートマンは、同年途中からシンガポールのゲイラン・インターナショナル、2017年はマレーシアのサラワクFAとペナンFA、2018年はタイのウボンUMTユナイテッドとラチャブリー・ミッポン、2019年はタイのスパンブリーとナコンラチャシマー、そして今シーズンはセレス・ネグロスでACLの予選ラウンドに出場した後にマレーシアのPJシティに加わった。

photo via uitm fc media

UiTM FCは、マレーシアのセランゴール州シャーアラムに拠点を置くクラブチームで2008年頃から活動している。これまでは同国2部(プレミアリーグ)を主戦場としていたが今シーズンから1部(スーパーリーグ)に昇格し、外国人枠の3名とアジア人枠の1名に加え、ASEAN枠にフィリピン代表のハートマンを迎え入れトップカテゴリーを戦うことになった。

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