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王者セレス・ネグロス|新たな所有者の下「ユナイテッド・シティFC」として存続へ

今月8日に、公式サイトでクラブ所有権の引き継ぎを新たな投資家と交渉していることを表明し、活動休止の事態に陥ったフィリピン王者のセレス・ネグロスだが、その交渉が合意に至り「ユナイテッド・シティFC(新名称)」として活動を継続することが、23日に発表された。

セレス・ネグロスを引き継いだ新たな所有者は、ドバイとマニラに拠点を置くスポーツマーケティング会社のMMCスポーツで、2017年からフィリピンサッカー連盟のマーケティングパートナーとして活動。また、アジア各国でのフレンドリーマッチやトレーニングキャンプなどを組織している様子だ。

ユナイテッド・シティFC発足の公式リリースによると、セレス・ネグロスに所属していた21名の選手のうち、既に16名が新クラブでプレーすることに合意している模様で、エース・ブライト氏がGMに着任し、リスト・ヴィダコヴィッチ監督が引き続きチームを率いることなども発表された。

photo via united city football club

この公式リリースとは別に、フィリピンサッカー連盟は所有権を引き継いだ新クラブに対して、セレス・ネグロスが保持していたすべての権利が譲渡されることを既に容認しているため、ユナイテッド・シティFCとしてのAFCカップとフィリピンフットボールリーグへの参戦はほぼ間違いないものと見られている。

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