フットボールフィリピン

移籍情報|ハヴィエル・ガヨソとマル・ディアーノがタイの名門ムアントンUに移籍

Thai League Central は10日、アスカルス・デベロップメントチームに所属していたフィリピン代表FWハヴィエル・ガヨソが、タイリーグ1のムアントン・ユナイテッドへの加入の動きを正式に完了したと報じた。ガヨソはすでに現地入りしており近日中にクラブから正式発表される運び。

photo via abs-cbn sports / file

ガヨソはマニラ首都圏ラスピニャス出身で、フィリピンのスポーツ界で名を馳せた家族や親族を持つスポーツエリートとして育ち、名門アテネオ・デ・マニラ高校から同大学に進み、自らも学生サッカー界で脚光を浴びた期待のホームグロウンプレイヤーのひとり。

マニラの大学リーグ(UAAP)ではシーズン78から81までプレーし、多くのタイトル獲得に貢献し自身も通算50ゴールを挙げるなど活躍、フィリピンのアンダー代表とフル代表に選出された。2020年シーズンはフィリピンフットボールリーグに招待参加したアスカルス・デベロップメントチームに所属し、フィリピン国内外から集められた代表候補選手らと共に国内トップカテゴリーでプレーした。

photo via tiebreaker times

また、フィリピンU-22代表DFマル・ディアーノが、ガヨソと共にムアントンに加入する動きがあると Tiebreaker Times が報じている。ディアーノもガヨソと同様にマニラの大学リーグを経て、メンディオーラとアスカルス・デベロップメントチームでプレー。2019年のSEAゲームスで活躍したことにより、東南アジア域内で評価を高めたフィリピン期待の若手選手だ。

ふたりが加入するムアントン・ユナイテッドは、タイのトップカテゴリーでタイトル争いを繰り広げる言わずと知れた強豪で、元日本代表DF青山直晃やタイ代表FWティーラシン・デーンダー、MFチャナティプ・ソンクラシンなども所属していた東南アジアを代表する名門クラブのひとつ。現在、フィリピン代表DF佐藤大介も所属している。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ