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ブラジル代表GKコーチ、グァイバのゴレイロクリニック報告

この日の指導者はブラジル代表のGKコーチ、グァイバ(写真左から2人目)。その左が通訳の村井さん。そしてアシスタント役を務めてくれたのが、何と、同代表のゴレイロ,ギッタとフランクリン! しかも2人は実技を披露してくれたのだ!!

 

レポート◆川北裕大

写真◆デジタルピヴォ!

 

ブラジル代表ゴレイロがアシスタント役に!

 

10月25日にブラジル代表のGKコーチであり、ブラジル国内だけでなく、スペインの名門Elpozo Murcia(エルポソ)などでの指導経験を持つGuaiba(グァイバ、本名:マルクス・ヴィニシウス・ビアンチによるゴレイロクリニックが開催された。

現在、世界王者であるブラジル代表のゴレイロ陣をサポートするグァイバは名実ともに世界一のGKコーチといっても過言ではない。

残念ながら同代表の正ゴレイロ、チアゴの姿はなかったが、ギッタ、フランクリンという現役代表選手がアシスタント役を務めてくれた。

このクリニックのことを嗅ぎつけた大勢ののゴレイロたちが集まったが、その中にはFリーグの湘南ベルマーレでプレーする遠藤、冨田、政野屋の姿や関東一部に所属する柏TOR’82の渡邊の姿もあった。

 

レポートでは、トレーニングの中でグァイバの発した言葉など中心に書いた。より詳しく知りたい人は参加したゴレイロに聞いてみるのも手だし、それが難しい人は、グァイバの言葉をプレーのヒントにしてください。

 

技術の無いものはゴール前に立つべきでない!!

 

最初にグァイバは、「ゴレイロにとって一番重要なのはスピードではなくて技術だ。技術がしっかりしている選手が初めてスピードを活かせる。本来ベースになる技術がない者は、それが練習であってもゴール前に立つべきではない」と発言。厳しくもあり、ゴレイロの重要性を示す言葉には衝撃を受けたが、ほとんどの参加者が納得したと思う。

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