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[W杯座間レポート]2008年の再現を目指すセレソン、上々のスタート(日本対ブラジル戦レポート)

日本戦で2得点を決めたブラジル代表のストライカー、ウィルデ。2008年の戦い方でもう一度世界制覇と彼は考えている。

ブラジル代表監督のマルコス。「日本はフットサルのエリート国の入り口に立ったところ」と試合後に語った。

 

文・写真◆座間健司

 

 

失点をしない。

これがワールドカップ初戦、日本戦に挑む王国のスローガンだった。試合後のミックスゾーンで「失点をしない」という言葉を何度聞いただろうか。彼らが「失点しない」ことを目標に掲げていたのには理由がある。それがワールドカップ前に行なわれた東京での親善試合だ。セレソンは日本に2点のリードを奪われた。ブラジルは気づいた。4年前の初戦で12回ゴールネットを揺らし、叩きのめした日本とは何もかもが違う。もはや日本は簡単に勝てる相手ではない。日本戦での史上初めての引き分けはブラジルの脳裏に深く刻まれた。

ブラジル代表監督マルコスはいう。

「東京の親善試合が私たちにとってよかったのは日本は私たちが思っている以上にいいチームだったことを知ることができたことです」

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