[号外]期待のドリブラー出浦知弘、町田へ入団決定!1月6日大阪戦でFリーグ再デビューへ!!
シュートにいく出浦。右利きなのに左をまったく苦にしない。相手ディフェンスを混乱させるに違いない。
トモの愛称で知られるスーパードリブラーがついにペスカドーラ町田の一員になった。Fリーグはホームページで27日、出浦知弘(前malva fc/32歳)の登録を公表した。町田も同日、ホームページで同選手の入団を報じた。今季最後のタイミングで滑り込み登録された出浦は1月6日の第24節ホーム大阪戦からの出場が可能になった。替わりにゴレイロの梅田翼の登録が抹消され、同日退団が決まった。梅田は今季、原章展がスペインリーグに移籍したあと先発のチャンスをつかみながら定位置獲得に至らず退団の道を選択した。Fリーグのトップ登録競争の厳しさが露呈する人事だった。
出浦は今年9月25日から、町田の練習に参加。持ち前のドリブル突破からのシュートでチームの高評価を得てきた。
練習参加初日に出浦のプレーを見た関野淳太監督は「スピード感あふれるドリブルからパンチの利いたシュートを打つ選手。右も左も打てるのは大きな武器」と語っている。
また、CRAQUES時代に千葉県リーグと関東2部を共に戦ったかつてのチームメート,篠崎隆樹は、湘南ベルマーレ入団時に自己アピールに成功し初日の練習終了後には契約の話を獲得した自らの経験に照らして,友人にこうエールを送った。「久々にトモとプレーして、お互い昔よりフットサルを知ったなと感じました(笑)。やっぱり、トモはやりやすいです。ぜひうちで一緒にプレーしたいです。ただ、こんな安全運転ではアピールにならない。もっと自分の長所を見せていくべきです。チームは点が取れない試合が多いので,左足も打てるし仕掛けられるし入団が決まったら心強いですね。意識高いし,前を向く姿勢は昔のままですね。プレースタイルはレオ(横江怜)に似ていますね。リスク監理の意識さえ忘れなければシューターは勝負していいと思います」
そして11月9日、チームに溶け込んだ出浦は、シニーニャの退団に伴うトップ登録が期待された。しかし、登録されたのは、後呂康人(29歳)だった。ステラミーゴいわて花巻に昨季いっぱい“レンタル移籍”していた後呂。チームはブラジル修行を経て帰国した彼の里帰りを優先する決断を下したのだった。
「正直、相当へこみました」と告白する出浦だったが気持ちが折れることなくその後も練習に皆勤し今季最後のチャンスをつかんだ。リーグ戦は残すところあと4節。ここで来季の契約更新につながる評価を勝ち取ることができるのか。32歳にしてFリーグで2度目のスタートラインに立った出浦の戦いが、再び始まる。
「登録選手 追加・抹消のお知らせ」
■ 登録
ペスカドーラ町田 No.18 出浦 知弘[IDEURA Tomohiro]FP 1980.12.14 (前所属:malva fc)
※第24節(2013/1/6)より出場可能。
■ 抹消
ペスカドーラ町田 No.21 梅田 翼[UMEDA Tsubasa]GK 1984.10.13
Fリーグ http://www.fleague.jp/news/detail.jsp?id=20121227-02
[PROFILE]
いでうら・ともひろ 1980年12月14日、千葉県松戸市生まれ。
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