デジタルピヴォ! プラス

ピヴォ編集長・山下日記(2/6〜11)『「キャプテン翼」の作者、高橋陽一先生と一日に2度会う偶然』

高橋陽一先制の魔法の右手が翼クンに生命を吹き込む。「キャプテン翼スタジアム東京北」で。

 

 

2月6日(水)

フットスクエア江東・森下の初心者個サルにこの日も行った。

いいプレーができたとは言い難いが、ひとつ、大事なことを学んだ。この個サルはレベルの高い人に後半、仮面をつけてもらってレベルの均等化を図るのだが、2回にわたって仮面をつけた人と同じチームになった。この人、うまいうえに、カウンターを食ったときの戻りの速さといったらない。その献身的なチームプレーには感心する。いつか別の個サルで遭遇した、かつて道リーグでプレーしていた経験のある選手が、「何が嫌って、テクニックより、最後まで走り切る、追いかけ回してくる選手が一番嫌ですよ」といっていたが、この人がまさにそれ。カウンターからGKと1対1となり、相手にとってビッグチャンス到来というときに、後方から追い付いてボールにからみシュートを防ぐプレー。これだな。フットボールの要諦とは。

 

 

2月7日(木)

あの中国のチャイナリーグで活躍している日本人のうち森田、石関、八木の3人が旧正月のリーグ中断期間を利用して帰国し、栃木県小山市のフットサル22でクリニックを開くというので、取材に出かけていった。そして、せっかくだからと、クリニックの前に近くのファミレスで3人による座談会を開いたのだが、元フトゥーロの石関のインテリジェンスに驚かされた。その内容は別途、デジタルピヴォ! plusでお届けするが、そのチャラい見た目と中身がこれほどまでに違うのかというくらい、中身の濃いトークをしっかりとやるのだ。いやいや、人は見かけによらないものだ。

クリニックの会場となったフットサル22は、あのさすらいがブログで書いているとおり、松本ファミリーが切り盛りしているコートだが、これが不思議なほど人情味にあふれている。特にオーナーママの浩美さん。チャンスがあったらぜひ会いにいってほしい。楽しい時間が過ごせること、請け合いだ。

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