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デジタルピヴォ!注目の若手スペインリーガー山下裕生インタビュー その4

 「外国の選手から見たら『日本は柔道やってるの?』って思われる」

 

 

文・写真♦川北裕大

 

 

山下裕生(やましたゆうき)選手は、現在、サンジュリアというスペイン4部相当のチームでプレーするが、昨シーズンは2部のアンドラでプレーするなどの実力派。

しかし、関東リーグやFリーグでのプレー経験がない異色のプレイヤーだ。

 

 

その4ではスペインから帰国した際に感じたこと、これからの意気込みなどを聞きました。

 

 

『あぁ、日本にいても意味がないな』って

 

Pivo! ランサロテに行って日本へ帰ってきてからプレーをしたときに今までいっていたようなことは感じましたか?

山下 うん、感じた。BFC KOWAは日本でプレーした唯一のチームだし、日系の人たちが多いチームだったからプラスの部分も多かった。(バルドラール浦安)セグンドも考えたけど、岡山さんにも勧められたし、海外でやったあとに日本人ばかりのチームで活かせるかといわれてもそうは思えないから決めた。だけど、いくら日系の人たちのチームといってもしょせんは日本のチームなんだなと。フィジカル面とかでは強いなと思ったけど、ランサロテで学んだ数的不利の守り方とかをやろうとしても何ひとつ理解されなくて、『あぁ、日本にいても意味がないな』って思った。

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