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[フォトレポート]個々の経験よりもチームの経験(スペインカップ準々決勝第1試合)(2013/3/15)

サンティアゴのラウール カンポスが決勝点を決めて、両手を広げて喜ぶ。彼はこのゲームで2得点目。シーソーゲームの決着をつけたのは今季レギュラーシーズンで得点を量産をするアタッカーだった。21歳以下のスペイン代表であり、今季はフル代表にも召集されている。

 

文・写真◆座間健司

 

 

カルニセールから今季リベラ ナバーラに移籍した27歳のダビド。この日のゲームでは先制点を決めるなど活躍。1部リーグで戦ってきた実力者はリベラ ナバーラの即戦力となっている。リベラ ナバーラは今季ダビドをはじめ、1部リーグを戦ってきた実力者を集め、前半戦で上位8チームに入り、クラブ史上初めてスペインカップ出場を果たした。
サンティアゴのアタッカー、ハムサがドリブルで駆け上がる。この小柄なアタッカーは得意のドリブルで何度も決定機をつくっていた。21歳だから当然なのだが、まだボールを持つ場所が悪く、試合を読み間違えることもある。もう少し1部で経験を重ねれば、さらに完成されたアタッカーとなるだろう。
リベラ ナバーラのレフティー、アンドレシート。攻守にチームのために貢献する選手だ。チームが2部にいたときから所属する選手だ。この日は彼が土壇場で勝ち越し点を決めて、試合は決したかに見えたが、そうはならなかった。
 

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