【PUMA CUP 2013 第18回全日本フットサル選手権大会・1次ラウンド】〜ルチャ・ブリージョ・カガワ・フットサルクラブ(四国地域代表 / 香川県)予選Rフォトレポート&選手コメント〜(2013/6/3)
四国地域代表「ルチャ・ブリージョ・カガワ・フットサルクラブ」。四国リーグは6位で終えている。
大会名:PUMA CUP 2013 第18回全日本フットサル選手権大会・1次ラウンド
開催日:2013年3 月 8日(金)〜3月10日(日)
試合会場:エコパアリーナ(静岡県)
写真・文 / 田代由美子
■3月8日 名古屋オーシャンズ vs ルチャ・ブリージョ・カガワ・フットサルクラブ 12‐0
得点経過:
03分 名古屋9番・森岡薫
07分 名古屋8番・逸見勝利ラファエル
10分 名古屋14番・ペドロコスタ
12分 名古屋15番・吉川智貴
12分 名古屋14番・ペドロコスタ
14分 名古屋12番・前鈍内マティアスエルナン
19分 名古屋9番・森岡薫
20分 名古屋8番・ラファエルサカイ
26分 名古屋14番・ペドロコスタ
28分 名古屋7番・リカルジーニョ
29分 名古屋9番・森岡薫
33分 名古屋7番・リカルジーニョ
Fリーグ王者「名古屋オーシャンズ」
初戦の相手がF王者ということもあり、緊張した面持ちでキックオフの時を迎えるルチャの面々。
予想通どおり名古屋に押される展開が続く。
ルチャ27番・山家。昨年の全国選抜では俊足を生かしたドリブル突破からゴールを量産、トップスコアラーとなっている。
前半だけで8点を奪った名古屋、後半もルチャを圧倒。
名古屋7番・リカルジーニョが後半2得点をあげる。
後半9分、ルチャ5番・稲沢の手に名古屋・森岡のシュートが当たってしまう。故意では無いと名古屋の選手たちも彼をかばうがレットカードが提示された。
■ルチャ・ブリージョ・カガワ・フットサルクラブ 23番・吉田輝人選手(監督 / 四国地域代表 / 香川県)のコメント
Q:四国リーグの現状について聞かせてください。毎年、チーム合併が多いように思いますが?
一概にチームを強くするための合併とはいえません。
四国は選手の平均年齢が高いので、毎年のように主力選手が引退していきます。
だからチームを維持するための合併が多いです。
もっともっと下の年代から底上げしていかなければいけないと感じています。
Q:四国のフットサルはサッカー色が強いですか?
関東や関西に比べて、まだフットサルが根づいていません。
サッカーをしている子はサッカースタイル一辺倒になってしまって、なかなかフットサルに引き込むのが難しいですね。
どうしてもサッカーの試合が優先になってしまいますし、そういう問題も含めて底上げが急務です。
大学まで関西や関東でサッカーをバリバリやっていた子もいっぱいいるので、そういう若い子たちにフットサルをやってもらえるような環境を作っていかないといけません。
若い世代の子たちがフットサルをはじめてくれたら個人の技術も上がるし、指導する側の人間もどんどん勉強をして。
そうすれば関東や関西のレベルにもっと近づいていけるのかなと思います。
Q:吉田監督は香川県選抜の監督も務められていましたね? ルチャの選手の半数近くが9月に全国選抜大会を経験しましたが、そのときの経験は選手権での全国大会出場の原動力になりましたか?
そうですね。
選抜大会では他の地域の動きだとかも勉強させてもらって、試合をして体感して。
そういったことを少しはチームに持ち帰って還元できたのかなと。
全日の四国大会までは、それがいい方向に作用して。
選抜大会の前と後ではチーム内のやり方を変えたんですが、新しいやり方に慣れるまでの間はリーグ戦でかなりの苦労を強いられましたね。
選抜では本当に多くのものを得られたと思います。
ただ、今日の試合に関しては、その得られたものを生かせていないなと思います。
Q:「ルチャ」はどういうチームなのか、特徴を教えてください。
以前は前プレをするチームだったんですが、選抜大会後にチームとして前プレを止めました。
今はハーフのラインから前の3枚で奪って素早いカウンターというのを一番の特徴、得点パターンとしてもっています。
ここまでの試合では高いラインで全然ボールを奪えていないので、得点0という結果に終わっています。
まだチームとしての特徴は全然出せていないです。
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