[Fリーグ開幕節試合レビュー]バルドラール浦安、目的地へ向け劇的な船出(2013/6/16)
開幕を白星で飾り笑顔の稲葉と岩本。互いにキレのある突破を披露した。
Fリーグ2013/2014 powered by ウイダーinゼリー第1節第3試合
府中アスレティックFC 2-3 バルドラール浦安
2013年6月16日(土) 15:00 KICKOFF
国立代々木競技場第一体育館 観客数:2,931人
写真◆中村麻衣子 文◆原口攻太
台風一過で蒸し暑い土曜日の東京でFリーグの2013/2014シーズンが開幕した。昨季終盤に猛追しながら、目標の3位以内でのプレーオフ出場にあと一歩及ばなかったバルドラール浦安は、順位がそのひとつ上の府中アスレティックFCと対戦した。今オフには府中の中心選手であり元日本代表の完山徹一が浦安へ加入し、悲願の優勝へ着々と準備を進めている。川股要佑、杉尾浩平、渡井博之らが抜けた浦安にあって、補強で注目すべきは完山を除けばセグンドから昇格した現役教師の平山保彦だ。6月2日のペスカドーラ町田とのプレマッチに出場したこのフィクソは、強いフィジカルを生かして堂々たるプレーを見せた。昨季のベースに新戦力が加わり、スポンサー企業の施設で合宿を行って「優勝のできる戦力」(岡山孝介監督)を作り上げてきた。
これまでのチームの爆発力に完山の優勝経験と技術がもたらすものは大きい。
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