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[神奈川県リーグ第7節]フェニックス横浜・豊島明監督「後半は気持ちのこもった戦いができた。今日の負け方だったら納得できる」(2013/10/3)

1_フェニックス横浜集合
チームの目標は関東リーグ参入。7節にして大事な首位決戦に敗れたものの選手たちは意気盛んだ。

 

神奈川県リーグ2013 1部第7節
Kickoff:2013/09/28 (土) 18:30
藤沢市秩父宮記念体育館

 

[試合結果]
フェニックス横浜 2-5 PSTCロンドリーナ
[得点経過]
0-1 1分33秒 PSTCロンドリーナ 15 近藤純也
0-2 17分23秒 PSTCロンドリーナ 2 大畑岳史
1-2 20分44秒 フェニックス横浜 11 高柳一輝
1-3 25分03秒 PSTCロンドリーナ 2 大畑岳史
2-3 25分38秒 フェニックス横浜 8 上田哲平
2-4 32分39秒 PSTCロンドリーナ 10 岡村康平
2-5 38分42秒 PSTCロンドリーナ 6 安嶋健至

 

[熱い試合はロンドリーナに凱歌! フェニックス横浜、気迫の追撃及ばず!!]

 

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

Fリーグ・サテライトと社会人チームの対決

 

9月28日、神奈川県リーグ第7節で首位争いが行われた。首位に立つのは日本フットサルのれい明期から活躍し2003年の第8回全日本選手権を制した経歴を持つPSTCロンドリーナ(当時はP.S.T.C.ロンドリーナ)。2007年にFリーグが開幕して以降、湘南ベルマーレのサテライトとして「トップに選手を送り込むための育成の場」の役割を担っている。この日も観客席では中村猛、安藤良平、刈込真人といったトップで堂々と活躍するロンドリーナOBが後輩たちの試合を観戦していた。監督とコーチ兼選手には元ベルマーレのプレーヤーだった伊久間洋輔と近藤純也がいる。対するは、フェニックス横浜。監督の豊島明、フィクソとしてチームを束ねる野嶋倫もまたかつてベルマーレに所属したFリーガーだ。既存の2つが合体した「出来て2年目」の若いチームだが、チームの目標は「関東リーグ参入」とこちらも明確だ。Fリーグ・サテライトチーム対社会人チームという異色の顔合わせは、果たしてどんな試合になるのか。監督と中心選手が記者にとっていずれも顔なじみという縁で足を運んだがその甲斐はあるのか。始まってすぐ、熱い試合はそんな不安をFUNに替えてくれた。

 

フェニックスは今季、開幕から5節まで全勝と波に乗っていた。しかし、その全勝故に気が緩んだか前節アズヴェール藤沢戦で3-5と初黒星を食らう。「気持ちが入っていない、すごい駄目な試合」(豊島監督)をしてしまい以来チーム状態は決してよくないという。それだけに今節は「技術ウンヌン、うまいへたというよりも気持ちの入ったプレーができるかどうか」(同)にかかっている。一方のロンドリーナも3節で湘南フットサルクラブに2-5で敗れたもののその後は持ち直し5勝1敗、勝ち点15でフェニックスと並んでいるが、得失点差は8のフェニックスに対して、28。持ち前の攻撃力を発揮する結果となっている。

 

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