デジタルピヴォ! プラス

[Fリーグ第13節]フウガ・荻窪孝「求められているのはゴールに向かうというところ。2人とか3人の関係でゴールがとれればいいと思ってます」(2013/10/11)

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13節の柏戦で杉尾に当てて落としに飛び込む荻窪。しかし杉尾からのリターンはなかった。

 

“不動”だったフウガの1stセットのメンバーも最近は試合開始後に金川から半田にスイッチするケースが増えている。キャプテン金川ですら出場時間を求めて苦闘する。それがフウガのチーム内競争原理なのだ、2ndセットにおいてはなおさらだろう。上の写真は後半残り8分で見せた2ndセットのプレー。荻窪が右からピヴォの杉尾に当てて落としに飛び込む。移籍後3点目が決まるはずだった。が、リターンはなく杉尾は自らシュートに行く。“なぜくれない!?”両手を広げて荻窪が叫ぶ。表情ひとつ変えず守備に戻る杉尾。この瞬間に記者はゾクゾクするほどの厳しい現実を目の当たりにした気がした。32歳にしてファイルから移籍してきた荻窪。30歳を目前にしてFリーグ(浦安)から下りてきた杉尾。最近、ピヴォの中村を中心に猛烈な勢いでレベルアップしている2ndセットにあって、荻窪が台頭すれば大森が外れる。手を抜けば、結果を出さなければ、明日は我が身だ。そんな中で須賀監督の評価が上がっているのが荻窪だ。その荻窪は試合後、試合中とは打って変わって物静かな口調で自らを語った。

 

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

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