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[座間コラム]たった19人の外国人しかいなくなったスペインリーグ(2013/10/29)

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スペインで最も在籍する外国人選手が多いのがバルセロナ。5人のブラジル人を抱えている。

 

文・写真◆座間健司

 

『スペインリーグには19人の外国人選手しかいない』

 

10月22日付のスペインの全国スポーツ紙にこんな見出しの記事が載っていた。スペインの1部リーグには19名の外国人選手しかいないと伝えている。今シーズンはインテルにポルトガル代表のリカルジーニョが入団し、大きな話題となったが、彼のような世界的な名手はかつてのスペインリーグには各チームにいた。インテルにはシュマイケルやマルキーニョがいて、エルポソにはヴィニシウス、ウィルデ、バカロ、ジョエルがいて、ポラリスにはトビアス、レニージオ、ロベージェにはベットンがいた。フットサルの中では知らない者はいない外国人選手が必ず1チームにひとりはいた。今は15チームがタイトルを争う1部で19人の外国人選手しかいない。13チームで行われている2部にいたっては3クラブにそれぞれひとりずつ外国人選手がいるだけだ。2005-2006シーズンに木暮賢一郎が2部ナサレノに移籍したときはブラジル人選手が同僚にも対戦相手にいたものだが、今はほとんど見当たらない。

 

最も外国人選手を抱えているのはリーグ3連覇中のバルセロナだ。ウィルデ、ガブリエル、アリ、イゴール、サージの5人が所属している。スペイン代表でプレーするフェルナンダウはブラジルとの2重国籍だが彼はスペイン人でもあるので、外国人とはカウントされていない。バルセロナの次に外国人選手が多いクラブはインテルとグラン カナリアで4人ずつ。その次にエルポソとマナコールに2人ずつ外国人選手が在籍している。また最も多い外国人選手の国籍はブラジルで15人となっている。

 

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