デジタルピヴォ! プラス

ヴォスクオーレ仙台・中野歩代表理事「戦っていくことでひとつでもいいプレーを地元のみなさんに届けたい」(2013/11/26)

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ヴォスクオーレ仙台のFリーグ昇格が正式発表された11月6日、地元仙台でクラブの記者会見が開かれた。会見に笑顔で臨んだ中野歩ヴォスクオーレ仙台代表理事(写真左から2人目)。その左が『Mr.ベガルタ』千葉直樹選手、右が大久保芳雄宮城県サッカー協会会長と比嘉ヒカルド監督。写真:©yusuke_hotta/voscuore仙台。

 

準加盟リーグ参戦1年目でFリーグ昇格を射止めたヴォスクオーレ仙台。当サイトの読者なら先刻ご存知のとおり、この仙台を引っ張ってきた中野歩代表理事は、Fリーグ・ペスカドーラ町田の前身で、第6回全日本選手権(2001年)を制覇した当時の超人気チーム、カスカヴェウのメンバーのひとりだ。その中野代表理事にクラブ設立の経緯や昇格までの苦労話を聞いた。

 

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

現場の要求に応えられない歯がゆさ

 

Pivo! Fリーグ昇格おめでとうございます。

 

中野 ありがとうございます。

 

Pivo! 昇格決定の報告を聞いたとき、どんな気持ちだった?

 

中野 ほっとしました。

 

Pivo! かなり苦労してきたし、こみあげるものもあったのでは?

 

中野 なんていうんでしょう。決まるまでは、決まったらうれしくて泣いちゃうだろうなって思ってたんですけど、全くそんな余裕はなくて、僕もびっくりなぐらい淡々と事実を受け止めたというか、受け止めてなかったのかと思えるような。目の前にやらなきゃいけないことが多すぎて、泣いてる暇がなくて。もうちょっとしたら実感としてこみ上げてくるものもあるかもしれませんけど、なさそうですね。

 

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