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[Fリーグ第28節]大分・中村友亮「フェイクからスピードで振り切ってやろうと常に考えている」(2014/1/10)

1_中村_カウンター
疲れを知らない中村が後半、カウンターを仕掛ける。「パワーがない分、スピードでは勝負できると思う」と自分の持ち味に絶対の自信をみせる中村だ。

 

Fリーグ2013/2014 powered by ウイダーinゼリー 第28節
デウソン神戸 1-4 バサジィ大分
2014年1月4日(土) 9:45Kickoff

 

[得点経過]
1-0 5分54秒 デウソン神戸 10 渡井博之
1-1 13分26秒 バサジィ大分 12 小曽戸允哉
1-2 35分40秒 バサジィ大分 10 仁部屋和弘
1-3 39分46秒 バサジィ大分 12 小曽戸允哉
1-4 39分54秒 バサジィ大分 11 ディドゥダ

 

身長154cmのリーグ最小兵

 

精力的にピッチを走り回っている姿を見ていて、いつか話を聞きたいと思っていたがそれがようやく実現した。墨田セントラル初日の第1試合、バサジィ大分が3点差をつけてデウソン神戸を破った試合の直後に。フィジカル競争といわれるFリーグにも小柄な選手はいる。大分では田村、名古屋ではペドロ コスタがともに身長160cmだが、中村はその2人よりさらに6cm低い154cm。Fリーグで文句なしの最小兵だ。大型のフィクソが待ち受ける相手ゴール前に侵入するとその姿は一瞬消える。しかし次の瞬間、群れから放たれたかのように飛び出すのが中村だ。チームは今季カウンターという武器に磨きをかけ後期は2位と好調を維持している。カウンターに欠かせないのが攻守の切り替えの速さだが、それこそ中村の得意とするところ。持ち味を存分に発揮しつつ代表入りもうかがう27歳はどんなことを考えてプレーしているのだろうか。

 

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

カウンターからの得点は練習の成果

 

Pivo! 今日はチームの2点目、仁部屋のゴールをアシストした。カウンターを仕掛けた仁部屋からパスが来て、キミのリターンを仁部屋が決めて。いうことないゴールだった。

 

中村 そうですね。カウンターは特に今年、練習してたんで、ああいう形で獲れてよかったなと思います。

 

Pivo! あのシーン、仁部屋からのパスのタイミングはよかったのでは?

 

中村 そうですね、僕がちょうどトラップできるようなボールが来たんで。そこに相手キーパーも出てくるなというイメージがあったんで。ニブは速いんで、出したあと走ってくれると思ったんで。見たらフリーだったんで、パス出しただけです。

 

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