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[Fリーグプレーオフ2nd Round 第1戦]浦安・藤原潤「基本は外へ弾くべきだが、ディドゥダのフリーキックは触るので精一杯だった」(2014/2/27)

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後がない浦安。ゴレイロの藤原(写真後列右端)は仲間を信じて勝利に向かって突き進むだけだといった。

Fリーグ2013/2014 powered by ウイダーin ゼリー プレーオフ2nd Round 第1戦
バサジィ大分 2-1 バルドラール浦安
2014年2月21日(金) 19:30Kickoff 岸和田市総合体育館(大阪)

[得点経過]
1-0 8分19秒 バサジィ大分 9 蒲原旭
1-1 22分2分 バルドラール浦安 9 星翔太
2-1 27分4秒 バサジィ大分 19 中村友亮

蹴る人がいれば受ける人がいる。フリーキックの職人ともいうべき大分のブラジル人、ディドゥダ。彼のフリーキックから中村がルーズボールを押し込み、それが決勝ゴールとなった。ディドゥダの、あの強烈な破壊力を持つフリーキックを受けたゴレイロはどんな感触を持ったのだろうか。試合後の囲み商材でそのことをぶつけてみると、浦安の正ゴレイロ藤原は、その威力と対策、受けたときの心理に至るまで、事細かく語ってくれた。大変なポジションだが、でも、藤原はそれすらも楽しんでいるのだった。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

▼あの太もも見たらゾッとする

Pivo! 1-2とロースコアで敗戦。このスコアと結果について。

藤原 そうですね、明日僕ら最低限勝てばその結果でそのまま行くのか延長戦になるかわかんないですけど。変なことを考えなくてもいいと思うんで、分かりやすいと思います。明日に関しては僕ら勝つだけっていうことですね。今日の試合に関しては、向こうはいいドリブラーがいっぱいいる中で、そこはもうリーグ戦のときから警戒はしていて。それに対するカバーだったり。それに特化した練習をしてるわけではないですけど、そのプレーの中で各選手がカバーの意識だったり、人に対して強くいくってところはできてたんで。ま、失点に関しては崩されてとかじゃなかったんで。まあまあ、それも勝負の世界なんですけど、そういうのもしっかり止めなきゃいけなかったのかなって。ま、ディドゥダのシュートは強かったですけど(笑)。あの足見たらゾッとします(笑)。

Pivo! そうそう(笑)。彼の太もも、ショーツがパンパンだ。

藤原 多分、ワンサイズちっちゃくしてんじゃないのかな。

Pivo! なるほど。あの足を見せて威圧するために。そういう見方もあるな(笑)。

藤原 あのディドゥダのフリーキックのシーンですけど、13mくらいと距離も距離だったし、角度も正面じゃなかったので(藤原から見てやや右寄り)、壁を1枚にしました。彼に対してリスペクトがないとかじゃなくて、あそこの位置であの距離で右足だったら1枚で。あえて2枚にしなかったのは、その分、左右をケアするポジションに配したほうが有効かなと思って。現に、(星)翔太に当たってるんですね、当たっちゃって、そこで僕も触るのがいっぱいいっぱいになっちゃって。速い分、軌道が少しずれても弾くってところで。基本は外へ弾かなくちゃいけなかったんですけど。触るのがいっぱいいっぱいで。

▼蒲原も中村もいい位置にいた

Pivo! 結果的にはおよそ15度ほど左へ弾くのが精一杯だった。

藤原 はい。そのルーズボールに対して中村くんがすごいいい位置にいて。

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