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[FリーグプレーオフFinal Round第1戦]大分・伊藤雅範監督「前から来る名古屋の裏のスペースをうまく突けた」(2014/3/2)

1_伊藤&小曽戸

「カウンターから裏を突けた」と語る大分の伊藤監督(写真左)と「気持ちを前面に出して戦った」と胸を張ったキャプテンの小曽戸。この大一番で名古屋を窮地に追いやる結果。第2戦が楽しみだ。

Fリーグ2013/2014 powered by ウイダーinゼリー プレーオフ Final Round 第1戦
名古屋オーシャンズ 6-7 バサジィ大分
2014年3月1日(土)18:35Kickoff テバオーシャンアリーナ 観客:1,341人

[得点経過]
0-1 1分59秒 バサジィ大分 12 小曽戸允哉
1-1 4分31秒 名古屋オーシャンズ 9 森岡薫
1-2 5分57秒 バサジィ大分 19 中村友亮
1-3 9分15秒 バサジィ大分 12 小曽戸允哉
2-3 10分01秒 名古屋オーシャンズ 9 森岡薫
3-3 10分45秒 名古屋オーシャンズ 9 森岡薫
3-4 13分55秒 バサジィ大分 19 中村友亮
3-5 18分07秒 バサジィ大分 19 中村友亮
3-6 25分41秒 バサジィ大分 11 ディドゥダ
3-7 32分42秒 バサジィ大分 12 小曽戸允哉
4-7 34分19秒 名古屋オーシャンズ オウンゴール
5-7 35分43秒 名古屋オーシャンズ 9 森岡薫
6-7 38分49秒 名古屋オーシャンズ 9 森岡薫

▼プレーオフ進出請負人

「自分は冷静です」。激闘のあとの記者会見。MCに試合総括コメントを求められた大分の伊藤監督は開口一番、そういった。テバオーシャンアリーナの広いプレスルームを埋めたスポーツ紙を中心とする新聞記者とテレビ関係者ら報道陣を前に、そういいたくなるほど興奮状態にあったのかと推測してしまった。試合は例を見ない乱打戦だったのだが、伊藤監督はその興奮を引きずることなく、その後の質疑応答での対応は冷静そのもの。プレーオフ制度初導入の昨シーズンも3位で進出している経験と「プレーオフ進出請負人」の自負が監督を「冷静」にしたのかもしれない。

▼選手が持ち味を存分に発揮

年間1位の名古屋に1勝のアドバンテージがあるこのFinal Roundだけに、勝たなければ明日がない大分。負ければその時点で即、敗退が決まる、文字どおり後がない大一番で、逆に、絶対王者を追い詰める大金星を挙げた。大分の勝因をひと言でいってしまうと

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