デジタルピヴォ! プラス

[地域CL1次ラウンド]デリッツィア磐田・門田雄輔「前に張ってるだけじゃできないレベルになってきた」(2014/3/11)

1_相手カウンター
相手カウンターへのケアに奮闘する磐田のキャプテン、門田(写真右から2人目)。攻守の切り替えの速さこそ今の彼が目指す役回りだ。

 

第14回FUTSAL地域チャンピオンズリーグ1次ラウンド Dグループ
DELIZIA磐田(東海リーグ1位) 7-2 FUKUEI JAPAN(九州リーグ2位)
DELIZIA磐田 3-3 Divertido旭川(北海道リーグ1位)
DELIZIA磐田 1-3 ミキハウスフットサルクラブ(関西リーグ3位)
2014年2月21〜22日 岐阜メモリアルセンター

 

【得点経過】
<DELIZIA磐田 1-3 ミキハウスフットサルクラブ>
0-1 9分43秒 ミキハウスフットサルクラブ 15 安光真弘
0-2 23分01秒 ミキハウスフットサルクラブ 15 安光真弘
1-2 24分07秒 DELIZIA磐田 6 河合高宏
1-3 31分00秒 ミキハウスフットサルクラブ 15 安光真弘

 

▼6年前のピヴォチャンで鮮烈デビュー

 

地域チャンピオンズリーグは僕にとって地方の懐かしい顔に会える年に一度の大事な機会だ。今回のそのひとりがデリッツィア磐田のキャプテン、門田雄輔、31歳。出会いは「ATHLETA Pivo! Champion’s Cup 2007-2008」だった。当時25歳の門田は我々の前に鮮烈なデビューを飾った。前年にも出場しているのだが、東海リーグ得点王のタイトルを引っさげて登場したこの年、桁違いのパワフル感でまさに「デビュー」というにふさわしかった。このときの優勝チームはFUGA MEGURO。門田のラリパは準優勝に終わったが大会MVPは門田が選ばれた。当時のフットサルマガジン ピヴォ!は門田を「強さとか、うまさではなく“すごさ”を感じさせる選手」と書いている。いい得て妙とはこのことだろう。強烈な反転シュートで相手ゴレイロを震え上がらせた、まさにゴリゴリのピヴォだった。当時、開設2年目のFリーグに地域から行くべき選手の筆頭といえば門田だった。あれから6年、キャプテンマークを左腕に巻いた門田は後ろ目のポジションでバランス重視のボールさばきを見せているではないか。難敵ミキハウスを相手にした1次ラウンド最終戦。6年の歳月は、門田にあのころとは違うプレースタイルを選択させていた。

 

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

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