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デジタルピヴォ! プラス

「ポーハ!」発言と監督問題でヴォスクオーレ仙台が揺れている(2014/3/28)

1_清水誠キャプテン
「どこかでチャレンジしないと点は生まれないということを強くいったんだと思う」と清水キャプテンは監督の意思を代弁した。

 

PUMA CUP 2014 第19回全日本選手権 1次ラウンド
ヴォスクオーレ仙台 2-3 バルドラール浦安
ヴォスクオーレ仙台 1-4 ペスカドーラ町田
ヴォスクオーレ仙台 0-5 SWHフットサルクラブ
2014年3月7〜9日 宮城・古川総合体育館

 

「ポーハ!」。およそ10年前、日系ブラジル人が日本に持ち込み瞬く間に競技フットサルの世界に蔓延したポルトガル語だ。一説によるとその意味は……ここでは書けないが、転じて「どうだ!」「まいったか!?」といったような意味で使われ出した。その後日本サッカー協会がフットサルに本腰を入れるようになり現会長の大仁邦彌さんが“フットサル選手は、相手のボールを奪って叫んでいるが、あれはおかしい”というニュアンスの発言をし、これが実質的にポーハ禁止令となったのか公式戦のピッチで聞かなくなって久しい。ところが、だからといって死語になったわけではなかった。公式大会でその言葉を久々に聞いたのは、PUMA CUP1次ラウンド宮城・古川総合体育館、3月9日の最終戦、ヴォスクオーレ仙台対SWHフットサルクラブ戦における仙台のベンチでだった。声の主はヴォスクオーレの比嘉ヒカルド監督。しかも、その声は自ら率いるチームの選手たちに向けられたものだった。「ポーハ!」発言は許せないといっているわけではない。「ポーハ!」を自分の選手に向けていっている監督がいるその光景が不思議でならなかった。「ポーハ!」発言の意味するところは何なのか。監督自身はもちろんのこと、清水キャプテン、そして中村チーム代表の3人に聞いた。核心の部分をお届けしよう。

 

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

[清水誠キャプテン]
▼チャレンジしないことに監督は怒る

 

Pivo! 監督がベンチで自分のチームの選手に怒りまくるという珍しい情景があった。カメラマン席から距離があり事態を把握できなかったが、あれは何だったのか。

 

清水 う〜ん。そんなに。いつもどおりといったら語弊がありますけど。でも、僕らが求められていることっていうのは、ま、フィジカルで相手を上まわろうっていう試合をやりたいわけじゃなくて。頭で考えて判断して戦術で相手を崩しながらゴールまで迫ろうというところをコンセプトいにしてるので、そこが足りないというか。イメージと違う。チャレンジしてミスすることには何もいわないんで。チャレンジしないことに対して怒ってるんだと思うんですね。少なくてもできる選手もいるし、そこは逃げる選手もいるので。そこのことを強くいったんだと思います。

 

Pivo! 監督はシュートミスを怒ってるわけではなかった。それは分かった。

 

清水 ま、そこまで行くと個人の問題といいうか、まあ、難しいです。チームとして練習しようが何をしようが最後は個人だし。僕自身、チャンスはあったし、それを決め切るのと。まあ、最後までガス欠にならずに走り切れるように体を作り直さなければいけないし。やはり、3日間でFリーグの2チームとやると疲労も出てきて。長い時間やることがどういうことか、改めて(分かった)。(今日は)Fリーグのスピード感でやれたのが正直いって僕らにとってプラスだったと思います。負けはしましたけど。

 

Pivo! パワープレーのときも“前へ、前へ”と叫んでたように、もっとアグレッシブなパスワークなりを求めていて、それができてないことに対する怒り?

 

清水 強引にやるとバランスも崩れてしまうし。やっぱり練習やってる形の中で一番最善の選択をするっていういい方だと思うんですね。闇雲に打ったところで逆に危ないシーンをつくられてしまうので。相手を見ながら、崩しながら、でも、どこかでチャレンジしないと点は生まれないんで。ま、そういったところを強くいったんだと思います。

 

2_比嘉ヒカルド監督
憮然とした表情でイスに腰掛ける比嘉ヒカルド監督。選手は監督と眼が合うのを避けているように見えた。「ポーハ!」の声がカメラマン席まで聞こえた。

 

[比嘉ヒカルド監督]
▼悔しくても現実を見て前を向こう

 

比嘉監督は初日のバルドラール浦安戦で退席処分を受け次のペスカドーラ町田戦を出場停止、問題発言のSWH戦が復帰試合だった。

 

Pivo! 今の気持ちを教えてください。

 

比嘉 悔しいですね。ま、正直、準会員リーグの試合をしたんですけど、1シーズン。一番強かったのはフウガですね。それ以上のレベルのチームと戦うチャンスがなくて。今回、浦安とかみんなベスト状態でやって、悪い試合ではないですけど、うまくリズムつくれなかったですね。結果的にも負けてしまった。惜しい試合もあって。逆に、(惜敗という結果に選手は)次に向けて勘違いする、そういうことがあるかもしれなかったんで、その後、2連敗(町田戦)、3連敗(SWH戦)になって。正直、現実、その3試合で見せられたんじゃないかなって思ってます。

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