デジタルピヴォ! プラス

元日本代表・難波田治、新チーム「闘魂」で都オープンリーグからの再出発!(2014/4/1)

image難波田(前列右端)を中心に気合い十分で勢ぞろいした「闘魂」の面々。難波田の右が宇津木マネージャー。結果は準優勝だった。

 

“闘将”と呼ばれた男が「闘魂」というチームを自ら立ち上げてフットサル界に帰ってきた。難波田治(なんばた・おさむ)、36歳。ファイルフォックスで1999年、2000年、2002年、2005年と4度の全日本選手権制覇を成し遂げ、2000年代前半には代表の中心選手としても大活躍してきた難波田だったが、2012年シーズンを最後に長い現役生活に終止符を打った、はずだった。ところが、2013年シーズンの後半を東京都リーグ3部のガロでプレーして、ある手応えをつかむと、今年に入ってメンバー集めなど活動を開始し、3月に新チーム「闘魂」を立ち上げた。メンバーはここ1、2年に関東リーグ1部を中心とする所属チームから身を引いた選手がほとんど。新調したばかりの真っ赤なユニフォームの彼らが最初に選んだ大会が「F-CHANNEL Pivo! Champion’s Cup 2013/2014」の東京・緑山予選だった。この大会出場を皮切りに「闘魂」は来季、東京都リーグの4部に相当するオープンリーグから活動を本格スタートするという。高いステージで戦ってきた彼らだが、今度は人工芝コートでリーグ戦を戦う。長い現役生活で“燃え尽き症候群”になるどころか、再度競技フットサルに復帰する真意はどこにあるのだろうか。ピヴォチャン予選終了後の会場で難波田に自らの復帰と新チーム立ち上げの経緯を聞いた。

 

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

「闘魂」メンバー(カッコ内は前所属チーム)
難波田治(ファイルフォックス)
田代桂一(ファイルフォックス)
西澤幸祐(リベルダージ千葉)
北智之(ファイルフォックス)
中沢亮太(カフリンガ)
佐藤秀哲(ファイルフォックス)
会田晃二(バルドラール浦安)
平塚雅史(バルドラール浦安)
石渡良太(ファイルフォックス)
鈴木嘉也(アルティスタ埼玉)
岩田雅人(ファイルフォックス)
坂口啓介(ファイルフォックス)
※マネージャー/宇津木みる

 

▼できる場所ってどこなんだろう

 

Pivo! 話を聞かせてよ。

 

難波田 いや、話すことなんてないですよ(笑)。

 

Pivo! いや、あるある。この新しいチームで都のオープンリーグに出るらしいじゃない。

 

難波田 あ、出ますね。

 

Pivo! それこそ立派なニュース。ほぼ、このメンバーで?

 

難波田 そうですね、ほぼこのメンバーですね。今日来てないのが3人くらいいますけど。

 

Pivo! いい出しっぺは誰?

 

難波田 僕です。

 

Pivo! まじ!?

 

難波田 そうです。僕が“つくれないかなぁ”っていうのがあって、1DAYだとそのときだけになっちゃうんで。何とか限られた時間で集まってリーグで何とか、みたいな。で、思い切って、(マネージャー役の宇津木)みるにどうかなって(相談して)、で、ユニフォームをニシ(フットボールブランドLIBERDADE西澤幸祐代表)に聞いて。拓殖大学時代のサッカーサークルの同級生なんで、ニシは。スタートで2人の同意が得られなければ無理だったし。で、そこから人集めだねってなって。シーズンが終わるまではあまりいえなかったんで。ほんとに、おおっぴらに活動したのは年明けですよね。こつこつと声かけて。集まらなければやめようと。

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